リル・ナズ・X、プライド月間最終日にカミングアウト
リル・ナズ・X、プライド月間最終日にカミングアウト

 プライド月間の最終日に当たる2019年6月30日の【ワールド・プライド・デイ】に、「オールド・タウン・ロード」で大ブレイク中の新人ラッパー、リル・ナズ・XがTwitterでカミングアウトした。

 20歳の彼は新曲「C7osure」(クロージャー)のミュージック・ビデオの一部をTwitterに投稿し、歌詞に集中してほしいと綴った。「気づいてた人もいるだろうし、どうでもいい人もいるだろうし、俺とはもう一切話をしなくなる人もいるだろう。でもこの月が終わる前にみんなに“C7osure”をよく聴いてほしいんだ」と虹の絵文字付きでツイートしている。

 「C7osure」には、“もう演技なんてしない、予報では自分を成長させてやるべきと言ってる/俺にはもう赤信号なんてない、青だけだ、もう行かなきゃ/過去はまとめて置いてきて、未来に身を委ねるんだ/これをやるしかない、年取ってから後悔なんてしたくない”、“正直な話、もう手放したいし手放さなきゃ、自由でいることに時間をつかわなきゃ”などの歌詞が登場する。

 別のツイートで彼は、6月にリリースした最新EP『7』(セブン)のカヴァー・アートワークと、描かれている虹色のビルにズームした写真を投稿し、「マジで露骨にしたつもりだったんだけど」と添えている。