リアーナ、Fentyコレクションで豊富なサイズ展開にこだわった理由とは?
リアーナ、Fentyコレクションで豊富なサイズ展開にこだわった理由とは?

 現地時間の2019年6月18日、リアーナのFentyメゾンによる全米初のポップアップ・ショップが、ニューヨークのThe Websterにお目見えし、“Release 6-19”コレクションが紹介された。

 会場を訪れていたリアーナは、E!ニュースとのインタビューで、Fentyのコレクションで豊富なサイズ展開にこだわった理由を明かしている。「(服のフィット感をチェックするための)フィット・モデルがいるんだけれど、工場で作られるスタンダード・サイズで、サンプルはワンサイズしかないのね。でも、それを自分の体でも見てみたいわけよ、太ももの存在感があってお尻やヒップもちょっと出ているようなカーブのある女性のね」と彼女は説明し、「自分は今、これまで経験したことがないほど胸があって、時々どうやって寝ればいいのかもわからなくなる。大変なんだから。だから服を着る場合を想像してみて」と、自分のためでもあることを語っている。

 推定6億ドル(約648.6億円)とも言われている総資産額のおかげで世界で最も裕福な女性アーティストとなった彼女だが、経営するランジェリーやメイクアップ・ラインの“インクルーシブ”、つまり一部の人を除外しない多種多様な品揃えが従来よりも広い範囲の客層を掴んだことが功を奏した。LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンから出したFentyのコレクションでもこの理念は貫いており、「これらのことを全部考慮している。だって自分のものを着るとき、女性たちには自信を持ってほしいから」と彼女は述べている。

 そして、「私たちはいつも懸命に努力するようにしている。自分たちが向上するために挑戦し、自分たちをさらに追い込むことに誇りを持っているし、どうすれば自分たちのメッセージをもっとインパクトのある形で伝えられるか(に取り組んでいる)」と、ブランドへの自信をのぞかせている。

 Fentyのオンライン・ストアで発売されている“Release 6-19”コレクションには、和柄のタンク・ドレス(490ドル/約52,500円)、ピンクのドローストリング・サテン・ドレス(560ドル/60,000円)、ストラップ・サンダル(590ドル/63,000円)、フープ・ピアス(380ドル/40,000円)、サングラス(420ドル/45,000円)、バルバドスにインスパイアされたオーバーサイズTシャツ(230ドル/25,000円)などが含まれている。