マドンナ、新ALから「ダーク・バレエ」先行リリース  ジャンヌ・ダルクをインスパイアしたMV同時公開
マドンナ、新ALから「ダーク・バレエ」先行リリース  ジャンヌ・ダルクをインスパイアしたMV同時公開

 6月14日に発売されるマドンナのニュー・アルバム『マダムX』から5曲目にして最後の先行トラックとなる「ダーク・バレエ」が6月7日にリリースされ、ミュージックビデオも同時公開された。

 本楽曲は、ミルウェイズがプロデュースした革新的な曲で、エマニュエル・アジェイがディレクターを務めたミュージックビデオには、クィア・ヒップホップを代表するアーティスト、ミッキー・ブランコが出演。

 「ダーク・バレエ」は、ジャンヌ・ダルクのストーリーにインスパイアされているというマドンナは、「イギリス人と戦って勝利したにもかかわらず、フランス人は喜んではいなかった。彼らはそれでも彼女(ジャンヌ・ダルク)を批判した。彼らは彼女のことを男だと言い、レズビアンだと言い張り、魔女だとも言い、そして最後には火刑に処した。それでも彼女は何も恐れなかった。すごいことだと思う」と語る。

 迫力と説得力のあるミュージックビデオでは、ミッキー・ブランコがジャンヌ・ダルクを演じ、今世界が踊っているといえるダンス、ダーク・バレエとはどんなストーリーかを伝えている。またビデオでは、ミッキーの「私はブラック、クィア、HIV陽性者として生きていた。でも、どんな侵害が襲い掛かろうと、自分の中にある希望に勝ったものはない」と、重要なメッセージで締めくくられている。

◎リリース情報
アルバム『マダムX』 
2019年6月14日発売
日本盤ボーナス・トラック1曲収録
<CD通常盤>UICS-1352/2,700円(tax in.)
<2CDデラックス盤>初回生産限定/輸入国内盤仕様/日本盤のみSHM-CD
UICS-9159/60/3,780円(tax in.)