【ビルボード 2019年上半期TOP ARTISTS】ストリーミングで圧倒、あいみょん堂々の総合首位獲得(コメントあり) 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【ビルボード 2019年上半期TOP ARTISTS】ストリーミングで圧倒、あいみょん堂々の総合首位獲得(コメントあり)

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【ビルボード 2019年上半期TOP ARTISTS】ストリーミングで圧倒、あいみょん堂々の総合首位獲得(コメントあり)

【ビルボード 2019年上半期TOP ARTISTS】ストリーミングで圧倒、あいみょん堂々の総合首位獲得(コメントあり)


 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”と総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”を合算した、アーティスト・ランキング“TOP ARTISTS”で、あいみょんが2019年上半期首位を獲得した。

 あいみょんは、“JAPAN HOT 100”で全順位中31曲、総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では全順位中4タイトルを送り込み、当ランキングではラジオとストリーミングで2冠を獲得、他指標でも高ポイントを叩き出し、2018年度年間16位から同首位の米津玄師を逆転、堂々の総合首位を獲得した。昨夏よりストリーミング・ポイントを複数曲で積み上げつつ、年末地上波特番で弾みをつけ、アルバムとシングルのコンスタントなリリースでそれぞれの高ポイントを維持し、総合首位獲得に落着させた、一連の経緯は明らかだが、そのなかでも好調なストリーミングが他指標にも波及、ラジオ、ダウンロード、ルックアップ、動画再生、カラオケでの高ポイント獲得に繋がったことは見逃せない事実だ。今回の首位獲得を機に、ストリーミングが主流となりつつある今日において、あいみょんは国内音楽シーンのロールモデルのひとつとなった。

 一方、昨年度の年間首位となった米津玄師もまた、ストリーミング・ポイントが非解禁のためゼロであるにも関わらず、今年度上半期において、ダウンロード、ルックアップ、動画再生、カラオケで4冠を獲得、総合2位となった。年末の『NHK紅白歌合戦』での実演でトップ・アーティストとしての弾みをつけ、“JAPAN HOT 100”では全順位中25曲(「打上花火」「砂の惑星 feat.初音ミク」「パプリカ」を除く)、“HOT ALBUMS”では全順位中4タイトルを送り込み、前出の4指標であいみょんを激しく追い上げたが、ストリーミング・ポイントの大差を覆すには至らなかった。とはいえ、“動画”ストリーミング指標とも言い換えられるYouTubeとGYAO!合算の動画再生指標では、合計456,294,308回で1位となり、2位のあいみょんの305,889,824回との差は約1.5億回で、“オーディオ”ストリーミングが解禁となったときの強さは容易に予想できる。

 このように、2019年の国内音楽シーンは米津玄師とあいみょんを基準に語られる年となるだろう。

 もうひとつ、今年上半期で忘れてはならないのは、世界的なクイーンのリバイバル・ヒットだ。“JAPAN HOT 100”では全順位中29曲、“HOT ALBUMS”では全順位中35タイトルを送り込み、ダウンロード、ストリーミング、CDセールス、動画再生で高ポイントを獲得、堂々総合3位に躍り出た。映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットが牽引し、デジタルとフィジカルの両領域でシェアを広げたのは、当アーティストのみの現象で、このムーヴメントが世代を超えて世界的に巻き起こったことを示す。これは洋楽のシェアが下落中の日本においても、洋楽ヒットのチャンスが日本で全く失われたわけではないことを示す好例といえる。

 最後に、ストリーミング解禁が全体的な市場シェア拡大に繋がったアーティストとして、back numberを挙げておきたい。LINE MUSICでの先行配信を皮切りに、ストリーミング解禁を果たしたback numberは、“JAPAN HOT 100”では全順位中29曲、“HOT ALBUMS”では全順位中4タイトルを送り込み、ストリーミング5位、総合4位となった。主な指標でのランキングにおける昨年と今年の上半期を比べると、CDセールスでは昨年49位で今年は8位、ダウンロードでは昨年3位で今年は2位、ルックアップでは昨年6位で今年は3位と、ストリーミング解禁が他指標にマイナスの影響を与えずに、むしろプラスとなったことを示している。

 ストリーミング・サービスの売上が順調に拡大を続けるにつれ、ストリーミングがアーティストの新たな収益源としても確立しつつある現在において、フィジカルからデジタルへの移行が確定した2018年から、ダウンロードからストリーミングへの移行が本格化した2019年へと変容を続けるユーザー動向を、ビルボードは引き続き様々なデータを組み合わせて描出していく。


◎あいみょん コメント
自分が思っていた以上に聴いてもらえて、すごく嬉しいです。さらにヒット曲を作りたい、生みたいという想いは昔から変わらないので、「今だけでしょ」って思わないで、期待していてください。私は止まらずに曲を作り続けるので、それが息絶えるまで離れないでいてほしいです。

【2019年上半期TOP ARTISTS】
1位 あいみょん
2位 米津玄師
3位 クイーン
4位 back number
5位 ONE OK ROCK
6位 TWICE
7位 星野源
8位 乃木坂46
9位 BTS
10位 DA PUMP
11位 欅坂46
12位 King Gnu
13位 AKB48
14位 Aimer
15位 SEKAI NO OWARI
16位 RADWIMPS
17位 コブクロ
18位 MISIA
19位 IZ*ONE
20位 アリアナ・グランデ

集計期間:2018年11月26日(月)~2019年5月26日(日)


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