コダック・ブラック、“地域社会にとって危険な存在”として保釈が認められず
コダック・ブラック、“地域社会にとって危険な存在”として保釈が認められず

 2019年5月に米マイアミで逮捕されたラッパーのコダック・ブラックの保釈が認められなかったことが判明した。5月29日に連邦地裁で行われた法廷審問でフェデリコ・モレノ裁判官は、コダック・ブラックことビル・カプリ(Bill Kapri)が、“地域社会にとって危険な存在”であるとして保釈を認めなかったとWPLG Local 10が伝えている。

 21歳のコダックは、マイアミで開催された【ローリング・ラウド】フェスティバルに出演する予定だった5月11日に、さまざまな武器がらみの容疑で連邦捜査局に逮捕された。Sun-Sentinelによると、当初別の裁判官が55万ドル(約6,000万円)と自宅監禁を条件に保釈を許可していたが、コダックが過去に何度も逮捕されていることを理由に州検察側が控訴し、判決が覆った。

 検察側は、コダック・ブラックが米フロリダ州ハイアリアにある警察用品店で違う銃器を3回にわたり購入した際、偽造書類を使用したと見ているが、コダック側は無罪を主張している。TMZによると、3月にフロリダで起きた銃撃事件でコダックが購入した短機関銃(Sig MPX K)が使用されており、現在連邦捜査局はこの事件とコダックの関連を立証しようとしている。尚、彼は米ニューヨーク州でも別件の薬物がらみの罪に問われている。

 コダックが関わった疑いのあるフロリダでの銃器がらみの裁判は2019年夏に始まる。