家入レオの全国ツアー初日、圧倒的な表現力&歌唱力で会場を魅了
家入レオの全国ツアー初日、圧倒的な表現力&歌唱力で会場を魅了

 家入レオの自身7度目となる全国ツアー【家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~】が、2019年5月10日に山梨・YCC県民文化ホールよりスタートとなった。
家入レオ その他ライブ画像

 開演時間をまわると煌びやかな照明と共にステージ上のスクリーンに映像が映し出され、青のワンピースをまとった家入が登場。現在絶賛放送中のテレビ朝日系4月木曜ドラマ『緊急取調室』の主題歌で、ニューアルバム『DUO』のリード楽曲「Prime Numbers」からライブはスタート。そのまま続けざまに「もし君を許せたら」など計4曲を歌い上げた。

 そして、「家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~にお越しの皆さん、こんばんは家入レオでーす!!」と挨拶、「わたしのライブに初めて来てくれた方々も、何度か来てくれている方々も楽しんでいただけるように、今日はライブアレンジでお届けしたいと思います。ちょっとだけ季節が早いですが、聞いてください」と話すと、家入の代表曲の一つともいえる「君がくれた夏」を披露。会場からは盛大な拍手が起こった。

 さらに、「今回のツアーからの新しい試みをしたいなと思って! ライブってセットリストはなかなか変えることができないけど、その日限りのものがあってもいいんじゃないかなと思って! わたしが今日はこのバンドメンバーさんとやりたい!って、その日の気分でお誘いさせてもらって、セッションしてる感じでみなさんにお届けしたいなと思ってます。前作アルバム『TIME』に収録されている「Relax」という楽曲なんですけど、音源自体はとってもデジタルなんです。それがバンドの生音になると、どれだけ広がりを持つかを楽しんで頂ければなと思います、よろしくお願いします!」と話すと、ドラムの河村とキーボードの宗本を指名し、まさに“この日限り”の「Relax」で会場を沸かせた。

 その後は小谷美紗子作詞・作曲の「JIKU」や、初の映画タイアップソングとして話題となった「この世界で」などを情感たっぷりに歌い上げ、ライブ中盤では黒地に赤い花があしらわれたワンピースに衣装チェンジ。「Spark」や、常田大希(King Gnu)作詞・作曲の「Overflow」ではステージ上を駆け回った。

 本編最後には「ずっと自分の中にあるものは変わらないんだな、と思っています。でも言葉とかメロディは変わっていって。これからも私らしく歌を歌っていきたいなと思っています」と話し、披露した「サザンカ」では会場に響き渡る美しい歌声を会場中に届けた。アップテンポなナンバーからまでバラードまで、圧倒的な表現力と歌唱力で会場を魅了した。

 割れんばかりのアンコールの歓声に再登場した家入。「山梨のみなさーーん、もっともっと盛り上がって行きましょうー!!」と叫び披露したデビュー曲の「サブリナ」では、この日1番の大きな歓声と拍手が起こり、会場は熱狂に包まれた。最後には観客と共に「Bouquet」を熱唱、20公演に及ぶ全国ツアーの初日となるこの日の公演は大盛況にて終了した。

 なお、昨年2月に発売された前作アルバム『TIME』、さらに1stシングル『サブリナ』から13thシングル『ずっと、ふたりで』までのシングル作品(カップリングを含む)の計29曲が各ストリーミングサービスにて一斉に配信開始となった。

PHOTO:Yusuke Takamura

◎ツアー情報
【家入レオ7th Live Tour 2019】
5月10日(金)山梨・コラニー文化ホール
5月12日(日)石川・白山市松任文化会館 
5月19日(日)香川・サンポートホール高松・大ホール 
5月24日(金)茨城・日立市民会館 
5月26日(日)愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール 
5月30日(木)北海道・コーチャンフォー釧路文化ホール 
6月01日(土)北海道・わくわくホリデーホール 
6月08日(土)岐阜・バロー文化ホール 
6月09日(日)滋賀・滋賀県立文化産業交流会館 
6月14日(金)秋田・秋田市文化会館 
6月15日(土)宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 
6月21日(金)島根・島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール 
6月22日(土)広島・広島JMSアステールプラザ 大ホール
6月28日(金)群馬・太田市民会館 
6月30日(日)山形・荘銀タクト鶴岡 
7月06日(土)静岡・静岡市民文化会館中ホール
7月13日(土)福岡・福岡サンパレスホテル&ホール 
7月14日(日)長崎・諫早文化会館 
7月19日(金)兵庫・神戸国際会館 こくさいホール 
7月27日(土)千葉・幕張メッセ国際展示場9.10ホール