ドナルド・グローヴァー、アディダスと提携しスニーカーをプロデュース&関連ショート・フィルム公開
ドナルド・グローヴァー、アディダスと提携しスニーカーをプロデュース&関連ショート・フィルム公開

 2019年4月上旬にビヨンセとのビジネス・パートナーシップを発表したばかりのアディダスが、今度は18日にチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーとの提携を発表した。グローヴァーはアディダス・オリジナルスのスニーカー3種をプロデュースし、それぞれのヴィジョンをショート・フィルム・シリーズとして公開する。

 彼はプレス・リリースで、「リッチとはコンセプトだ。このプロジェクトを通じ、人々が自分の物語をどう足を使って伝えられるか考えるよう促したかった。価値とは、自分が何を着ているかではなく、それを通じた経験で数値化される。そして自分に合っているかどうかを判断し、自分のレンズを通して生きる。僕にとってこのパートナーシップは、“自分の好きなことをやる”ということが正確にどう見えて感じるかを実証するためのものだ」とコメントしている。

 グローヴァーは手始めに、Nizza、Continental 80、そしてLacombeの3モデルを自身の“ドナルド・グローヴァー・プレゼンツ”ラインの一環でプロデュースした。3種ともダメージ加工が施された白キャンバス・タイプで、4月26日にネットで世界同時発売になる。値段は80ドル~100ドル(約8,900円~1.1万円)となるようだ。

 公開されたショート・フィルムで彼は、コメディアンのモニークと共演し、母の期待に応えられずに文句を言われ続ける息子役をひょうひょうと演じている。監督は『アトランタ』のライターを務め、「ディス・イズ・アメリカ」MVをプロデュースするなど、グローヴァーの信頼が厚いイブラ・アケ(Ibra Ake)だ。

 チャイルディッシュ・ガンビーノが出演した【コーチェラ・フェスティバル2019】の会場では、来場者のラッキーな数名に新作スニーカーの写真がAirDropされ、コンサート後に発売前のスニーカーが贈呈された。