ラッパーのニプシー・ハッスル、銃撃され33歳で死去
ラッパーのニプシー・ハッスル、銃撃され33歳で死去

 現地時間2019年3月31日午後、ラッパーのニプシー・ハッスルが、米LAにある自身がオーナーのアパレル・ストア“The Marathon Clothing”の外で銃撃され、33歳で亡くなったと米LAタイムズや米NBCが伝えている。

 米ロサンゼルス市警察の情報筋が、米ビルボードに語ったところによると、容疑者は逃走する前にさらに2人を撃ったと話しており、名前は明かせないとしつつも、この2人の被害者の容態は安定しているとのことだ。警察は捜査のため、現在この地域を封鎖している。

 銃撃される直前、ニプシー・ハッスルは自身のTwitterに「強力な敵を持つことはありがたいことだ」という投稿を行っていた。

 本名をErmias Ashedomというニプシー・ハッスルは、2017年にこのアパレル・ストアをオープンさせた。2018年には、デビュー・スタジオ・アルバム『ヴィクトリー・ラップ』を発表し、今年2月に開催された【第61回グラミー賞】にて<最優秀ラップ・アルバム賞>にノミネートされていた。

 ニプシー・ハッスルの訃報をうけ、リアーナ、ファレル、チャンス・ザ・ラッパーなど、多くのアーティストたちがSNSで彼を追悼している。