京大での研究発表【世界音楽放浪記vol.40】

2019/03/25 10:50


京都大学で開催された「デジタルアーカイブ学会」で、研究発表を行った。標題は「2010年代におけるJ-Popの世界伝播の変遷~J-MELOリサーチを通じて~」。東京芸術大学と慶應義塾大学の協力で実施した視聴者調査を元に、この10年間の日本音楽の世界での受容を「拡大期」と「縮小期」に分け、解析した。私は、この学会の評議員も務めているが、評議員会で「デジタルアーカイブは『過去』だけではなく『現在進行』の知(記録と記憶)。だからこそ、法的、並びに環境の整備が必須だ」という提言をした。アーカイブを作り出している側にいるからこそ、川の流れの如く、海に流れ藻屑のようになっているコンテンツを、残念ながら目の当たりにしている。天然資源に乏しい日本の財産は「人」。「人」の創作物こそ、最大の「内なる資源」だからだ。

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