フランク・オーシャン、『ザ・シンプソンズ』作者の漫画を引用したタトゥーを披露
フランク・オーシャン、『ザ・シンプソンズ』作者の漫画を引用したタトゥーを披露

 フランク・オーシャンは、2012年にバイセクシャルであることをカミングアウトして以来、自身のセクシャリティーを含む私生活全般についてあまり公にしてこなかったが、2019年3月17日に久しぶりに明快なメッセージを発信した。

 彼はインスタグラム・ストーリーに、消えかかった古いタトゥーの上から入れた新しいタトゥーの映像を投稿した。この投稿はストーリーの特性上すでに消えてしまっているが、ファンが捉えたスクリーンショットには、『ザ・シンプソンズ』の作者マット・グレイニングが過去に発表したひとコマ漫画のイラストを引用したウサギのタトゥーが写っている。
 
 グレイニングの『ライフ・イン・ヘル』シリーズとして1983年に発表された漫画は、「ホモとヘテロ、どっちがいい?」と書かれた下に雄同士のウサギのカップルと雄と雌のウサギのカップルが比較されている。それぞれの長所と短所が羅列されているが、結局異なるのはゲイのカップルは“迫害を受ける”、ヘテロのカップルは“社会的に認められている”、“ウサギのように多産”くらいなもので、突き詰めればほぼ同じである、という内容だ。

 最近オーシャンはSNSや自身のブログに以前より定期的に投稿をするようになっているが、先日Tumblrに謎の投稿がされたことから新しい音楽がリリースされるのではとファンの間で期待が高まったものの、のちにアカウントが乗っ取られていたことが判明した。