サム・スミス、自身のジェンダーが流動的と明かす「男性でも女性でもなく、どこかその間を流れている」

Billboard JAPAN

 女優ジャミーラ・ジャミルがインスタグラムで開始したインタビュー・シリーズ『I Weigh』の第1回にサム・スミスが登場し、自身がジェンダークィアでノンバイナリーであると初めて明言した。

 「いつも心と体の間に壁みたいなものがあると感じていた」という彼は、ノンバイナリー、つまり男性にも女性にも分類されない性別認識を持つと発言した人たちについて調べていた時に、自分に当てはまると気付いたと語っている。「ノンバイナリーやジェンダークィアという言葉を目にして、そのことについて調べて、その人たちが話しているのを聞いたら、“うわ、これ僕じゃん”って思ったんだ」と彼は語り、自分のアイデンティティーについてもう少し詳しく話してほしいと促されると、「自分は自分ってこと。人はさまざまなものが混ざっていて、一人一人が特別な生物だ。そう解釈している。僕は男性でも女性でもなく、どこかその間を流れているんだと思う。領域内のどこかってこと」と説明している。

 サムは2017年にも英紙サンデー・タイムズのインタビューで、女装ばかりして登校していた時期を振り返り、「称号が何になるのかは分からない」としつつも、「男性であると同じくらい女性の気持ちも持っている」とコメントしていた。
 
 ジャミーラとのインタビューでは、ジェンダーの問題とともに自分の体との付き合い方についても悩み続けており、現在も克服しようとしていると率直に語っている。「僕は性についての考えは常にとても自由だったから、それをジェンダーにも当てはめるよう考え方を変えようとしている」彼は語り、「僕の体はとても女性的なんだ。動く時、男性とセックスする時、とても女性的だ。ずっとそれが憎かった。そんなのは男らしくないって思ってた」と明かしている。

 彼は、「トレーナーにトム・ハーディの写真を送って、“こうならなきゃ”って言ったりもしてたけど、僕はあんな風にはなれないんだよ。だって自分の中には少しばかりの女性がいて、そうならせてくれないから」と気付いたそうで、「自分を客観的に見ることで、男性じゃないかもしれない、女性でもないかもしれない、僕は単に僕なのかもしれない。そしてそれでもいいんじゃないか」と思えるようになってきたと話している。

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