リンゴ・スター、ニュー・アルバムを制作中
リンゴ・スター、ニュー・アルバムを制作中

 現地時間2019年3月17日、リンゴ・スターがニュー・アルバムを制作していることが明らかになった。今年7月に79歳になるリンゴは「ここ数か月間ニュー・アルバムの制作を行っています」と彼の代理人がメールを通じて、米ビルボードに認めている。リリース日は、今のところ未定となっている。

 ここ最近、リンゴや彼のコラボレーターたちは、この新作のためにスタジオ入りしている様子をSNSで公開していた。現地時間3月14日には、エンジニアのブルース・シュガーが、リンゴ、そして現在彼のオール・スター・バンドでギターを担当するスティーヴ・ルカサーとの3ショットを「スタジオでまた素晴らしい一日を過ごした……」というコメントとともに自身のFacebookに投稿。その後、リンゴも自身のTwitterでルカサーとの2ショットを公開し「偉大なるスティーヴ・ルカサーと再びスタジオ入りした。ピース&ラヴ」とキャプションしていた。

 2017年10月にリリースされたリンゴの最新アルバム『ギヴ・モア・ラヴ』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Hot 100”で最高位128位をマークした。また彼は、ジェニー・ルイスのニュー・アルバム『オン・ザ・ライン』にドラムで参加していることも、先日発表されたばかりだ。

 リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドは、現地時間3月21日の米カリフォルニア公演後に、ジャパン・ツアーを控えている。そして8月1日からは、北米&カナダ・ツアーを行う予定で、中には【ウッドストック・フェスティバル】の50周年を記念し、8月16日にベセル・ウッズ芸術センターで開催される公演も含まれている。このライブには、エドガー・ウィンター・バンドやアーロ・ガスリーも出演する。ウィンターは過去にリンゴのオール・スター・バンドに参加しており、ウィンターとガスリーは50年前の【ウッドストック】に出演している。なお、現在オール・スター・バンドのメンバーのグレッグ・ローリーも当時【ウッドストック】でパフォーマンしている。