三浦大知、自身最多の動員数となったツアー終了 ツアーファイナルのレポート到着
三浦大知、自身最多の動員数となったツアー終了 ツアーファイナルのレポート到着

 三浦大知の全国ホールツアーの追加公演として、福岡・マリンメッセ福岡、東京・日本武道館、大阪・大阪城ホールで全5公演開催された【DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END】が3月13日に大阪城ホールにてツアーファイナルを迎えた。

 まず会場に入ってすぐに訪れた観客を驚かせたのが、中央に構える360度が客席に囲まれた巨大なセンターステージ。三浦大知ライブ史上初となるこの試みに、開演前からますます期待が高まる。

 この日は2年連続自身2度目となる「日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞した「Be Myself」から幕が開く。曲の後半ではステージを囲っていたスクリーンが振り落とされ、華麗なターンで魅せながら三浦大知が「ONE ENDツアーへようこそ!」と観客を煽ると、この日最初の大きな歓声が上がった。

 2018年ホールツアーとしてスタートし、追加公演として規模を拡大して行われたマリンメッセ福岡公演・日本武道館公演でも、セクシーなパフォーマンスで人気が高い「FEVER」、名バラード「ふれあうだけで ~Always with you~」などがセットリストに新たに追加され、また更に期待値が高まっていく。

 「世界」では、これまでの激しいダンス&ヴォーカルパフォーマンスとは打って変わって、アコースティックギター1本で静かに熱く歌い上げ、ダンスだけではないヴォーカリストとしての魅力もまた感じさせた。ホールツアー内でメドレーとして披露されていたパートでは、メドレーとは異なるある楽曲がパフォーマンスされたが、このスペシャルなパフォーマンスは今アリーナ公演に訪れた観客達だけのものとして行われた。

 その後、後半戦に突入し「Cry & Fight」、「飛行船」、「Black Hole」と360度のセンターステージを複雑なダンスフォーメーションで縦横無尽に駆け巡り、2018年12月19日に発売された新曲で映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌の「Blizzard」が披露されると、ファンもステージもボルテージは最高潮に。続く「music」、「Darkest Before Dawn」では1万3,000人の歓声で会場と一体となり、本人がMC内で語ったこのツアーに込めた思いである、お互いのONE END(一端)がしっかりと結びつき音楽で一つになった瞬間だった。

 2019年2月よりスタートしたアリーナでの追加5公演を含めると今回のライブツアーは全国29会場・39公演となり、自身最多の公演数となったが、動員数も自身最多の約12万6,000人を動員した。なお、当日のセットリストは各定額音楽配信サイトにてプレイリストとして公開されている。