【ビルボード】ONE OK ROCK『Eye of the Storm』が総合アルバム完全制覇で首位 あいみょん、アヴリル・ラヴィーンが続く
【ビルボード】ONE OK ROCK『Eye of the Storm』が総合アルバム完全制覇で首位 あいみょん、アヴリル・ラヴィーンが続く

 2019年2月25日付(集計期間:2019年2月11日~2019年2月17日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ONE OK ROCKの約2年ぶり、通算9作目のオリジナル・アルバム『Eye of the Storm』が総合首位を獲得した。

 2月13日にCDリリース、15日に配信リリースされた『Eye of the Storm』は、初週208,584枚を売り上げてCDセールス1位、28,790DLを売り上げてダウンロード1位、さらに両セールス指標に加えてルックアップでも1位となり、当チャート構成指標のすべてでトップをマーク、2019年1月14日付チャートで星野源『POP VIRUS』が達成して以来の3冠を達成した。ルックアップでは星野源『POP VIRUS』の9連覇を阻止した形で、そのチャート・アクションはフィジカルとデジタルの両媒体を介した音楽接触を示しており、本作が幅広い層のリスナーを獲得したことが窺える。

 また、ONE OK ROCKは当週、『Eye of the Storm』を含む計3作を100位内に送り込んでおり、『Ambitions』が75位から61位、『Nicheシンドローム』が88位から78位と、旧作はいずれも前週からランクアップ。今後は新作のロングヒットにはもちろん、旧作のリバイバルにも注目していきたいところだ。

 続いて、あいみょんの2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』が、初週59,668枚を売り上げてCDセールス2位、15,683DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップでは3位となって、総合順位は2位でデビュー。昨年夏ごろからストリーミングを中心にリスナーを大きく増やしはじめ、『第69回NHK紅白歌合戦』出演をきっかけにヒットしたあいみょんは、紅白オンエア日を集計期間に含んだ2019年1月14日付チャートで前作『青春のエキサイトメント』が総合13位を獲得。これが前週までの当チャート自身最高位だったあいみょんにとって、本作のチャート・アクションはその大きな飛躍を裏付けるものとなった。なお、前作『青春のエキサイトメント』は当週16位にエントリー、57週目のチャートインを果たしている。

 総合3位には、アヴリル・ラヴィーンの約5年ぶり、通算6作目となるニュー・アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』が登場。CDセールスでは6位となってトップ5入りを逃したが、ダウンロードで4位を獲得したことが後押しして、CDセールス3位のmagical2『MAGICAL☆BEST -Complete magical2 Songs-』、同4位のTEAM SHACHI『TEAM SHACHI』を総合順位では上回る結果となった。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『Eye of the Storm』ONE OK ROCK
2位『瞬間的シックスセンス』あいみょん
3位『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』アヴリル・ラヴィーン
4位『MAGICAL☆BEST -Complete magical2 Songs-』magical2
5位『TEAM SHACHI』TEAM SHACHI
6位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
7位『Design & Reason』槇原敬之
8位『POP VIRUS』星野源
9位『I WON'T LET YOU GO』GOT7
10位『BOOTLEG』米津玄師
11位『WANT』テミン
12位『サンキュー、ネクスト』アリアナ・グランデ
13位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
14位『Nissy Entertainment 5th Anniversary BEST』Nissy(西島隆弘)
15位『forme』YUKI
16位『青春のエキサイトメント』あいみょん
17位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム スペシャルユニットドラマCD 翔・ナギ・シオン』来栖翔(下野紘),帝ナギ(代永翼),天草シオン(山下大輝)
18位『おとぎ』Eve
19位『劇場版シティーハンター -VOCAL COLLECTION-』(アニメ)
20位『THUNDERBIRD』大橋トリオ