映画『サスペリア』本予告、トム・ヨークの美しくも不穏な旋律のなかストーリーが浮き彫りに

2018/12/14 18:10

映画『サスペリア』本予告、トム・ヨークの美しくも不穏な旋律のなかストーリーが浮き彫りに
映画『サスペリア』本予告、トム・ヨークの美しくも不穏な旋律のなかストーリーが浮き彫りに


 2019年1月25日より全国ロードショーとなる映画『サスペリア』の本予告と、日本オリジナルポスタービジュアルが公開された。
 本作は、『君の名前で僕を呼んで』で世界の映画ファンを魅了したルカ・グァダニーノ監督最新作は、あの伝説の傑作『サスペリア』(77年)の再構築した作品。70年代ドイツを舞台に、名門バレエ・カンパニー<マルコス>に巣食う禁断の秘密を、オリジナルとは異なる視点で大胆にアレンジした。本年度ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門で上映されると、すべての想像を超えた衝撃的すぎる内容に歓声と怒号の入り混じる賛否両論が巻き起こり、<本年度最大の問題作>と大きな話題に。
 音楽を全プロデュースしたのは、劇判初となるトム・ヨーク。時に呪文の様に重なり合う音楽や、恐怖や哀愁を伝えるメロディーが作品に不穏な彩りを添え、かつてないホラー作品を作りあげており、音楽ファンからの期待が高まっている。
 今回解禁となった本予告(https://youtu.be/85VPBoJb978)では、これまであまり明かされていなかったストーリーが浮き彫りに。トム・ヨークが手がける美しくも不穏な旋律のなか、心理療法士クレンペラー博士(ルッツ・エバースドルフ)が、ベルリンを拠点とする世界的に有名な舞踊団“マルコス・ダンス・カンパニー”の隠された場所に巣くってる“何か”を探すシーンからスタート。予想不可能な物語、センセーショナルでショッキングな展開を予見させ、ルカ・グァダニーノ監督が生まれ変わらせた新『サスペリア』の誕生に期待が高まる映像になっている。
 そして、日本オリジナルポスタービジュアルは、力強い表情をしたスージーの背後に、官能的でセンセーショナルなダンサーたちとマダム・ブランが配置され、斬新なビジュアルに仕上がっている。本ビジュアルを見たグァダニーノ監督は「素晴しいポスター。この日本のポスターが僕は世界のいろんなバージョンの中で一番好きかもしれない(笑)」と、そのビジュアルに絶賛し、太鼓判を押した。

◎公開情報
映画『サスペリア』
2019年1月(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』 音楽:トム・ヨーク(レディオヘッド)
出演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツ
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