故マック・ミラー、【グラミー賞】に初ノミネート
故マック・ミラー、【グラミー賞】に初ノミネート

 現地時間2018年12月7日、今年9月に26歳の若さで亡くなった故マック・ミラーが、自身初となる【グラミー賞】にノミネートされたことが明らかになった。ノミネートされたのは、<最優秀ラップ・アルバム賞>で、ノミネート作は今年8月3日にリリースされた『スイミング』となっている。

 米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場3位に輝いた『スイミング』は、彼の死後に71位から6位へと急上昇した。「俺は溺れていたが、今は泳いでいる」というポジティブな内容の「Come Back to Earth」でスタートする今作からは、「Small Worlds」、「Self Care」、「What's the Use?」の3枚のシングルがリリースされた。

 <最優秀ラップ・アルバム賞>には、カーディ・B『インベージョン・オブ・プライバシー』、ニップシー・ハッスル『ヴィクトリー・ラップ』、プシャ・T『デイトナ』、トラヴィス・スコット『アストロワールド』の計5作品がノミネートされている。【第61回グラミー賞】は、現地時間2019年2月10日に米LAのステイプルズ・センターから生中継される。

 故マック・ミラーは、現地時間9月7日に米カリフォルニア州スタジオ・シティの自宅でうつ伏せで無反応な状態で発見され、死因が鎮痛剤オピオイドのフェンタニル、コカイン、アルコールの過剰摂取による事故死であることを米LA郡検視局が明らかにしている。