【ビルボード HOT BUZZ SONG】米津玄師「Lemon」が22度目の首位、映画ヒットのクイーンも動画&DLともに上昇
【ビルボード HOT BUZZ SONG】米津玄師「Lemon」が22度目の首位、映画ヒットのクイーンも動画&DLともに上昇

Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。今週も米津玄師「Lemon」が22度目となる首位を獲得した。

 米津玄師「Lemon」は、動画再生、ダウンロードともに前週よりアップ。ダウンロード数に関しては29,262DLから32,119DLへと約3,000ダウンロード伸ばしている。12月7日に発表された年間ダウンロードでも他を寄せ付けないダウンロード数で首位を獲得し、総合ソングチャートHOT 100で首位、TOP ARTISTでも首位と、今年のチャートを総なめにした米津玄師だが、今なお週間ダウンロード数、動画再生数ともに伸びているところを見ると、2019年もこのヒットは続くかもしれない。

 そして2位は年間チャートでも2位となったDA PUMP「U.S.A.」が3位から2位に浮上。ダウンロード、Twitter、動画再生全てが前週より増加しており、週間ダウンロード数は11,524DLから12,425DLへと、約1,000DL伸ばしている。12月5日発表分より、チャートの構成データにカラオケが加わったが、カラオケの人気と、ダウンロード数、動画再生数が相関している曲は多いよう。年末の宴会シーズンに向けて再び見直したり、聴き直したりするリスナーが増加していることが予想される。

 続く3位はTVアニメ『ゾンビランドサガ』のオープニング主題歌に起用されているフランシュシュ「徒花ネクロマンシー」。34,860DLで今週のダウンロード・ソングチャート1位を獲得しており、Twitterでは43位となっている。

 その他、映画のヒットでサウンドトラックのダウンロード数が伸び続けているクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」は、9位に。映画公開のタイミングから、ダウンロード数、動画再生数を伸ばし続けており、ダウンロード順は46位から32位に、動画再生順は10位から6位となっている。映画の話題をきっかけにスマホから手軽にアクセスできる動画やダウンロードを通じて、新たなリスナー層を獲得しているようだ。

◎今週のBillboard JAPAN HOT BUZZ SONG(2018年12月10日付)
1位「Lemon」米津玄師
2位「U.S.A.」DA PUMP
3位「徒花ネクロマンシー」フランシュシュ
4位「Flamingo」米津玄師
5位「プロローグ」Uru
6位「オールドファッション」back number
7位「Stand Out Fit In」ONE OK ROCK
8位「narrative」SawanoHiroyuki[nZk]:LiSA
9位「ボヘミアン・ラプソディ」クイーン
10位「今夜このまま」あいみょん