ビルボードジャパン年間チャート発表、Nissy最年少ドームツアー決定、稲垣吾郎14年ぶりソロ配信:今週の邦楽まとめニュース
ビルボードジャパン年間チャート発表、Nissy最年少ドームツアー決定、稲垣吾郎14年ぶりソロ配信:今週の邦楽まとめニュース

 2018年12月7日に、【ビルボードジャパン年間チャート2018】が発表された(集計期間:2017年11月27日~2018年11月25日)。総合ソングチャート【Billboard JAPAN HOT100 of the Year2018】は、米津玄師「Lemon」がダウンロード、ルックアップ(PCでのCD読取回数)、Twitter、動画再生で1位の合計4冠でトップを獲得。総合アルバム・チャート【Billboard JAPAN Hot Albums of the Year2018】は、安室奈美恵のベスト・アルバム『Finally』が同チャート史上初となる2年連続首位獲得という偉業を成し遂げた。米津は、総合ソングチャートと総合アルバム・チャートを合算した【TOP Artists】でも1位を獲得している。

【ビルボード年間HOT 100】米津玄師「Lemon」が首位、DA PUMP「U.S.A.」が2位に、スマホからヒットが生まれた2018年
【ビルボード年間HOT ALBUMS】安室奈美恵のベスト『Finally』が史上初の快挙となる2年連続首位獲得 米津玄師は全作品チャートイン

 ダウンロードとストリーミング以外にデジタル領域で重要な指標となる動画再生では、1位TWICE、2位米津玄師、3位BTS(防弾少年団)がランクイン。楽曲を使用した動画再生数の総合計は、TWICEが7億5千万回、米津玄師6億5千万回、BTS3億7千万回となり、動画でのヒットが大きく合計ポイントを押し上げたことがよく分かる。一方、ルックアップでは、1位米津玄師、2位嵐、3位安室奈美恵という結果に。ビルボードジャパンの公式ホームぺージでは、他指標ごとのチャートと解説を掲載中なので、ぜひチェックしてほしい。

ビルボードジャパン 2018年 年間ランキング発表~【HOT 100】は米津玄師「Lemon」、【Hot Albums】は安室奈美恵『Finally』が首位

 さて、2018年12月10日付の最新チャートの結果はというと、総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では山下智久『UNLEASHED』がNo.1に輝いた。本作は初週で81,567枚を売り上げフィジカル・セールス1位、ルックアップ2位をそれぞれマーク。ダウンロード未解禁であるが、フィジカル領域の強さを発揮した。総合ソング・チャート“HOT 100”では、AKB48の54枚目シングル「NO WAY MAN」が1,350,736枚を売り上げ、首位を獲得している。

【ビルボード】山下智久『UNLEASHED』が総合アルバム首位 映画『ボヘミアン・ラプソディ』サントラはトップ3返り咲き
【ビルボード】AKB48「NO WAY MAN」が総合首位 カラオケで1位の米津玄師「Lemon」は総合2位に再浮上

 年間総合ソングチャートで「ドラえもん」が5位についた星野源が、12月19日に発売のニュー・アルバム『POP VIRUS』のプレミア試聴会の札幌会場に登壇した。休暇でたまたま札幌を訪れていたという星野のサプライズ登場に会場は騒然。プライベート旅行と試聴会の日程が重なり、来ないわけにはいかなくなったと語る星野は、「結局仕事になっちゃったよ」とボヤき、会場の笑いを誘った。約10分程度の登場ではあったものの、大きな盛り上がりを見せた。星野は、本作の初回限定盤に収録されるドキュメンタリー映像『ニセ明と、仲間たち』に宮野真守とハマ・オカモトが出演することも発表。宮野扮する雅マモルは、今年8月にNHKでオンエアされた『おげんさんといっしょ』にも出演したアイドル。ハマ・オカモトによるウソノ晴臣は、ニセ明とは同級生で古くから親交があるとのことだ。

星野源、プライベート旅行中に新AL試聴会へサプライズ登壇
星野源、新AL収録の創作密着ドキュメンタリーに雅マモル(宮野真守)& ウソノ晴臣(ハマ・オカモト)

 Nissy(西島隆弘)が、来年3月より4大ドームツアー【Nissy Entertainment “5th Anniversary” BEST DOME TOUR】を開催することを発表した。ソロとして自身初のドームツアーが決まったNissyは、日本人男性ソロアーティスト史上最年少となる。Nissyは「30代の中でもまだ若造ですが、お子様から御年配の皆様まで、ドームで踊って歌って一緒に筋肉痛になりましょう!」とコメント。さらに、来年2月4日の「Nissyの日」に5周年を記念した初のベストアルバムを発売することも明らかに。これまでの5年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映像も収録されるとのことだ。

Nissy(西島隆弘)、4大ドームツアー開催決定 日本人男性ソロアーティストでは史上最年少

 稲垣吾郎が約14年ぶりのソロシングル曲「SUZUNARI」をデジタル配信することが分かった。主演を務めるシチュエーションバラエティードラマ『東京BTH~TOKYO BLOOD TYPE HOUSE~』の主題歌である本曲は、ゲスの極み乙女。やジェニーハイの川谷絵音が作詞・作曲を手がける珠玉のバラード。稲垣は川谷が制作した楽曲について「僕をイメージしてつくってくださったこともあり自分の言葉のようにすんなり入ってきて自然と歌えました。どうして僕のことをこんなにわかってくれているの?と思うほどで“天才”を感じました」とコメント。12月21日より音楽配信サービスAmazon Music、iTunes Store、レコチョクでダウンロード販売が開始する。

稲垣吾郎、川谷絵音提供のソロシングルが12/21配信リリース決定

 YUKIが前作『まばたき』以来、およそ2年ぶりの自身9枚目のオリジナル・アルバム『forme』を2019年2月6日に発売することを発表した。あわせて約4年ぶりとなる全国ホールツアー【YUKI concert tour “trance/forme” 2019】を実施することも明らかにし、3月9日の厚木市文化会館大ホールを皮切りに全国12都市24公演の開催を予定している。チケットの情報はYUKIオフィシャルサイトにて。

YUKI、来年ニューアルバムをリリース&約4年ぶりとなる全国ホールツアー開催も

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