【ビルボード】My Hair is Bad『hadaka e.p.』が総合アルバム首位 映画話題のクイーンは3作品チャートイン
【ビルボード】My Hair is Bad『hadaka e.p.』が総合アルバム首位 映画話題のクイーンは3作品チャートイン

 2018年11月19日付(集計期間:2018年11月5日~11月11日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、My Hair is Badの最新作『hadaka e.p.』が総合首位を獲得した。

 2017年11月にリリースされた3rdフルアルバム『mothers』以来、約1年ぶりの新作となる『hadaka e.p.』は、全5曲入りのEP作品。初週20,999枚を売り上げてフィジカル・セールス3位、2,377DLを売り上げてデジタル・セールス4位、ルックアップ6位と全指標が高ランクで、総合ではトップに立った。My Hair is Badの当チャート最高位は『mothers』の2位だったので、今回が自身初の総合アルバム首位獲得となる。

 アプリ・ゲーム『A3!』のミニアルバム・シリーズ第3弾『A3! VIVID AUTUMN EP』と『A3! VIVID WINTER EP』は、それぞれ初週27,595枚、24,667枚を売り上げてフィジカル・セールス1位、2位を独占していたが、ダウンロードでは100位内チャートインを逃し、それぞれ総合2位、3位に入った。また、同シリーズ作品から、10月にリリースされた『A3! VIVID SPRING EP』が47位、『A3! VIVID SUMMER EP』が51位にまで、どちらも前週から順位を大きく上げている。

 総合4位には、ザ・ビートルズが1968年に発表し、11月9日に“50周年記念エディション”としてリリースされたアルバム『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』がエントリー。デモや未発表音源を多数収録しているほか、形態によってはブックレットやポスター、ポートレート写真などが付属していることもあって、18,216枚を売り上げて4位に入ったフィジカル・セールスが総合順位を牽引した。

 クイーンの初代ヴォーカリストで、1991年に亡くなったフレディ・マーキュリーの生き様を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が、11月9日に日本公開となったことを受けて、映画のオリジナル・サウンドトラック『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』が総合6位をマーク。2,404DLを売り上げて3位となったデジタル・セールスが牽引し、総合順位を前週の30位から大きくジャンプアップさせた。10月19日に全世界同時発売された本作は、10月29日付チャートで31位に初登場、4週目のチャートインにして初のトップ10入りを果たしてみせた。

 なおクイーンは今回、総合13位に『クイーン・ジュエルズ』、33位に『グレイテスト・ヒッツ』をチャートインさせており、映画のサントラを含めると、全3作を100位内に送り込んでいる。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『hadaka e.p.』My Hair is Bad
2位『A3! VIVID AUTUMN EP』(ゲーム・ミュージック)
3位『A3! VIVID WINTER EP』(ゲーム・ミュージック)
4位『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』ザ・ビートルズ
5位『BOOTLEG』米津玄師
6位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
7位『YES or YES』TWICE
8位『重力と呼吸』Mr.Children
9位『Life In The Sun』HEY-SMITH
10位『初恋』宇多田ヒカル
11位『TAEMIN』テミン
12位『メカクシティリロード』じん
13位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
14位『NOT IDOL』BILLIE IDLE
15位『ケツノポリス11』ケツメイシ
16位『アンコール』back number
17位『シミュレーション・セオリー』ミューズ
18位『女優姉妹』吉澤嘉代子
19位『笑顔。』安野希世乃
20位『うたいろ』吉岡聖恵