リンキン・パーク、「Numb」のMVが10億再生突破 バンドにとって初の快挙
リンキン・パーク、「Numb」のMVが10億再生突破 バンドにとって初の快挙

 15年前にリリースされたリンキン・パークの「Numb」のミュージック・ビデオが、YouTubeで10億再生を突破した。
「Numb」MV

 メンバーの一人、DJジョー・ハーンが監督したこのビデオは、10代の女性が家庭や学校でうまく馴染めずに悩んでいる様子と、“感覚が麻痺してしまった”と歌う故チェスター・ベニントンやバンドのパフォーマンスを交互に見せながら、無力感やいらだちを描いている曲の世界観を表現している。

 「Numb」はリンキン・パークの2ndアルバム『メテオラ』からの3rdシングルで、リリース当初から大ヒットした。2017年7月20日にチェスターが亡くなったあと、バンドのファンがMVのYouTube再生数を10億回に押し上げようと呼びかける非公式キャンペーンを開始し、約1年かけて目標が達成された。MV再生数が10億回を超えるのはバンドにとって初めてだ。

 現時点でリンキン・パークの今後の活動は未定のままだが、マイク・シノダは2018年9月26日に行ったFacebookのライブ配信で、バンドや自身のソロ活動の新たなプロジェクトに関する情報は自身を通して発表されるとファンに伝えている。チェスター以外のメンバーは2017年10月に開催されたトリビュート・コンサート以来、一緒にパフォーマンスをしていない。

◎「Numb」MV
https://youtu.be/kXYiU_JCYtU