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アメリカ・ニューオーリンズ音楽の発展に絶大な貢献を果たした音楽家、アラン・トゥーサンの命日。
トゥーサンは1938年1月14日、アメリカ・ニューオーリンズ生まれ。7歳の時にピアノをはじめ、50年代中盤にはファッツ・ドミノら地元の人気アーティストのセッションに参加するなど本格的なキャリアをスタートさせた。58年にはデビュー作『ザ・ワイルド・サウンド・オブ・ニューオーリンズ』をリリース。その後、アーロン・ネヴィルやラベルらを手掛けたことでプロデューサーとしての地位も確立した。ザ・ミーターズのファンキーな演奏と甘い歌声が印象的なソロ・アルバム『サザン・ナイツ』(1975)はニューオーリンズの音楽史に残る名盤として多くの人に愛されている。
ポール・マッカートニーやエルヴィス・コステロなどロック界の大御所からもリスペクトされ、共演・共作を果たしているほか、近年はコンスタントに来日も果たし『サザン・ナイツ』の再現コンサートなどで変わらぬ艶やかな歌声と軽快なピアノを日本のファンに披露していた。
トゥーサンは2015年11月9日、スペインでの公演を終え10日未明に77歳で帰らぬ人となった。
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