アダム・ランバート、クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』にカメオ出演
アダム・ランバート、クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』にカメオ出演

 2018年10月30日、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の米ニューヨーク・プレミアに出席したアダム・ランバートが、実は映画にカメオ出演していることをレッド・カーペット・インタビューで明かしていた。

 日本では11月9日に公開されるこの映画は、全米で一足早く11月2日に公開されたが、本人が「とても、とてもミステリアスだよ」と述べていた登場シーンを、目ざといアダムのファンたちはすでに特定したようだ。

 瞬きをすれば見逃してしまうようなこの場面は、クイーンの初北米ツアー中にラミ・マレック演じる故フレディ・マーキュリーがトラック・ストップから当時の彼女、メアリー・オースティン(ルーシー・ボイントン)に連絡しているシーンだ。公衆電話で恋人と会話をしているフレディの背後で、トイレで行きずりの情事を楽しむために彼を待っている男性がアダムだ。

 アダムがメイン・ボーカルとしてクイーンに参加して6年が経つが、彼は20代前半の頃にフレディ・マーキュリーに心酔していたと米ビルボードへの寄稿で明かしている。「音楽的には、彼のアタックが大好きだった。彼はとてもアグレッシブで、歌っている内容を全て制御しているように感じられた。のちに彼のライブ・パフォーマンスを(映像で)見た時、彼のステージ上の存在感、あの大げさな感じ(にも惹かれた)。彼が人を楽しませるためにわざと同性愛者っぽく、ワイルドに振舞っていたことはわかっていた。彼のそういう面にはすぐ共感できた」と彼は綴っている。

 クイーンとアダムは、2018年9月に米ラスベガスで10日間の常設公演を終えたばかりだ。