嵐「君のうた」総合1位デビュー、いきものがかり活動再開、ショートヘアmiwaのMV公開:今週の邦楽まとめニュース
嵐「君のうた」総合1位デビュー、いきものがかり活動再開、ショートヘアmiwaのMV公開:今週の邦楽まとめニュース

 2018年11月5日付の総合シングル・チャート“JAPAN HOT100”で、相葉雅紀の主演ドラマ『僕とシッポと神楽坂』の主題歌である嵐の「君のうた」が総合首位を獲得した。56作目となる本シングルは、382,812枚を売り上げセールス1位とルックアップ1位の計2冠と、Twitter2位、ラジオ46位を記録した。「君のうた」に続き、総合2位にはモーニング娘。’18の「フラリ銀座」、3位にはジェジュン「Defiance」がチャートインした。「Defiance」は126,946枚を売り上げてセールス3位、ルックアップ11位、ダウンロード29位、Twitter1位を記録。最近ではシングル1位の楽曲がTwitterでも1位を獲得するパターンが多かったが、当週ではシングル3位の作品がTwitterで1位を記録し、コア・ファンの凄まじい熱量が感じられる結果となった。

 総合5位にチャートインしたDA PUMP「U.S.A.」の20週連続動画再生回数トップを止めた米津玄師「Flamingo」は、総合11位にチャートイン。当週の再生回数は6,367,959回で、「U.S.A.」とはわずか35,226回差だった。これに加え、米津の「Lemon」(総合4位)の動画再生回数も前週の4,575,746回から当週5,224,500回へと増加している。

【ビルボード】38.2万枚を売り上げた嵐「君のうた」が総合首位獲得 米津玄師「Flamingo」が動画再生1位を「U.S.A.」から奪取
【ビルボード】嵐『君のうた』が382,812枚を売り上げ週間シングル・セールス首位獲得

 総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ケツメイシの最新アルバム『ケツノポリス11』が首位を獲得。前作から約2年ぶり、通算11枚目のオリジナル・アルバムは、初週累計41,281枚を売り上げてフィジカル1位、デジタル・セールスでは4,266DLを売り上げて1位となり、両セールス部門で2冠を達成した。ルックアップは5位だが、当週発売の新譜の中ではトップとなる順位だ。総合2位は、いきものががりの吉岡聖恵の初ソロ・フルアルバム『うたいろ』がチャートイン。初週25,345枚を売り上げた本作のフィジカル・セールスは、続く総合3位の高橋優の『STARTING OVER』に約1,000枚差で3位、ルックアップでも僅差で11位という結果だったが、デジタル・セールスで2,602DLで2位となり、総合順位を逆転した。そんな高橋の6枚目のオリジナル・アルバム『STARTING OVER』は、26,182枚を売り上げてフィジカル2位、1,780DLを売り上げてデジタル5位、ルックアップ11位と、こちらも高いポイントを獲得。両作品ともルックアップに伸びしろが見られるため、今後のレンタルショップでの取り扱い解禁以降の動きが注目される。

【ビルボード】ケツメイシ『ケツノポリス11』が総合アルバム首位 吉岡聖恵と高橋優は僅差の2位・3位
【ビルボード】ケツメイシ『ケツノポリス 11』が41,281枚を売り上げ週間アルバム・セールス首位を獲得 ミスチル『重力と呼吸』は発売以来累計で35万枚を突破

 2017年1月5日の「放牧宣言」以降、活動を休止していた、いきものがかりが11月2日に「集牧宣言」をし、11月3日から活動を再開することを発表した。メンバーは「この2年間、3人それぞれに多くの気づきと出会いに恵まれました。そしてなにより、これまでとこれからについて、3人だけで言葉を交わす時間をたくさんとることができました」、「この3人の音楽や活動が少しでも皆さんに楽しんで頂けるものになるように、また気持ちを新たに、日々に向き合っていきます」と述べている。メンバーたっての願いで、放牧期間中、ファンクラブを辞めずに支えてくれた会員には、作詞・作曲いきものがかり名義で初めて書き下ろした新曲「太陽」を収録した1曲入りCDが無料で順次送付されるとのことだ。

いきものがかり「集牧宣言」=活動再開、本日11/2放送のラジオ特別番組に生出演

 これまでトレードマークでもあった黒髪ロングをバッサリと切ったショートカット姿が印象的なmiwaが、新曲「タイトル」のミュージックビデオを公開した。現在開催中のツアー【miwa concert tour 2018-2019 “miwa THE BEST”】の沖縄公演で、サプライズ披露された本曲は、現在、日本テレビ系『ぶらり途中下車の旅』のエンディングテーマとしてオンエア中だ。撮影はmiwaの出身地・葉山や江ノ島周辺で行われ、ショートカットを振り乱して歌うエモーショナルな場面や、逆光を受けながらゆったりと口ずさむmiwaの姿が映し出されている。

miwa、自身のルーツでもある沖縄で新曲「タイトル」サプライズ初披露
miwa、ショートカットにイメチェン後初のMV「タイトル」公開

 ONE OK ROCKが自身初となるフルオーケストラを携えた【ONE OK ROCK with Orchestra Japan Tour 2018】のライブレポートが公開された。本ツアーが2018年に彼らが国内で行う最後の公演になる。今年は最新アルバム『Ambitions』を引っ提げたワールド・ツアーの完遂や、自身初の東京ドーム公演、バンドに多大な影響を与えたELLEGARDENとの共演など、いくつものメモラブルな出来事が相次ぎ、本ツアーは2018年の彼らの活動の締めくくりに相応しいものになったことだろう。「Change」で幕開けした10月21日のさいたまスーパーアリーナ公演では、久しくプレイされていたかった「欲望に満ちた青年団」「カゲロウ」などが披露され、ファンを泣かせた。アンコールでは「We are」、「完全感覚Dreamer」というバンドの代表曲も、総勢53名からなるフルオーケストラ編成によって更なる進化を見せ、会場を大いに沸かせた。ワンオクは12月からヨーロッパ5都市でライブを控えている。

ONE OK ROCKが初のフルオケ公演開催 さらなる進化の兆しを見た

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