マーティン・ギャリックス、ネットで発掘した60歳シンガーとコラボ曲を発表
マーティン・ギャリックス、ネットで発掘した60歳シンガーとコラボ曲を発表

 先日、英ダンス・ミュージック・メディアが発表する人気DJランキングで3年連続1位に輝いたマーティン・ギャリックスが、ニューヨーク出身60歳のストリート・ミュージシャン、マイク・ヤングをゲストに迎えた新曲「ドリーマー」を発表した。

 マイク・ヤングは、38年間にわたりニューヨークの地下鉄構内でストリート・パフォーマーとして生計を立ててきたソウル・シンガーだ。1980年代にソウル系レコード会社との契約もあったがキャリアは実らず、その後ギャングから襲撃を受けたり、9度も刃物で刺されたりと、様々な苦難に直面。それでも「いつかデビュー・アルバムをリリースする」という夢を追い続けながら活動してきた。そんな彼をインターネットで知り、感銘を受けたというマーティンは、今年の夏にマイクを地元アムステルダムへ招待。「信じることがある限り、夢を諦めずに進もう」という、ポジティブでアップリフティングなメッセージを込めた、ソウルフルなアンセム「ドリーマー」を共に完成させた。

 今回のコラボレーションについてマーティンは、「マイクは素晴らしいシンガーだ。ニューヨークの地下鉄で歌っている動画を見て、彼の歌声と恋に落ちた。彼のストーリーは素晴らしいよ。彼をアムステルダムに招待して、ボートでギターを使って曲を書いて、最高の一週間を過ごした。その曲をリリースするよ。彼にとっては、とてもエモーショナルで、ジェットコースターのようなストーリーだよ」とコメント。楽曲と同時に公開されたミュージック・ビデオでは、マイクがニューヨークの地下鉄で歌っているところから、アムステルダムでマーティンとレコーディングをするまでの物語が描かれている。

◎「ドリーマー feat. マイク・ヤング」ミュージック・ビデオ
https://youtu.be/b9HpOAYjY9I

◎リリース情報
シングル「ドリーマー feat. マイク・ヤング」
配信中