6ix9ine(シックスナイン)、2015年の容疑で4年の執行猶予判決
6ix9ine(シックスナイン)、2015年の容疑で4年の執行猶予判決

 米ラッパーの6ix9ine(シックスナイン)ことダニエル・ヘルナンデスが、2015年に未成年を性的なパフォーマンスに巻き込んだ容疑について、執行猶予4年の判決を受けた。

 ピッチフォークが伝えたところによると、シックスナインは当初1年から3年の実刑判決を受ける可能性があったが、1年の未決勾留期間を含めて4年の執行猶予という結果となり、性犯罪者として登録はされないものの、1,000時間の社会奉仕活動を命じられた。また、今後ギャングに所属することが禁じられ、女性や子どもの露骨な性描写、または暴力的な写真や映像を投稿/再投稿することもできない。

 シックスナインは、当時13歳だったとされる被害者と性的な行為に及んでいる動画が表面化したことで、2015年3月に逮捕された。2015年10月に罪を認めた彼は、GED(一般教育修了検定)に合格することと、判決が言い渡される予定だった2017年10月まで逮捕されないことが条件の司法取引に同意した。判決は何回も先延ばしにされ、彼はいまだにGEDに合格していない。

 2018年5月にシックスナインは、1月に米テキサス州で16歳の少年の首を締めた罪と、米ニューヨーク・ブルックリンで免停中に運転した罪でも起訴されている。