BTS (防弾少年団)、米誌タイムの“次世代リーダー”に選出
BTS (防弾少年団)、米誌タイムの“次世代リーダー”に選出

 米誌タイムが毎年発表している“次世代リーダー”に選出されたBTS (防弾少年団)が、2018年10月10日に公開された動画でK-POPアーティストとして世界を席巻している現状についてコメントしている。

 RMは英語で、「韓国人として、自分の国を愛しているし、とても誇りに思っている」と述べ、「韓国のK-POPのアンバサダーと呼ばれることだけでも光栄だ」と語っている。彼は9月下旬にメンバーを代表して国連本部で演説し、BTSのアイデンティティの根幹を成す“自分を愛そう(Love Yourself)”というメッセージを改めて発信するとともに、“自分の声を見つけて発信しよう”と世界の若者に呼びかけた。

 SUGAは韓国語で、「僕らの親の世代は朝鮮戦争直後に生まれている。だから満足に食べたり服を着たりすることができないまま育った。でも僕らの世代では、僕たち……つまり自分の親の息子たちが、韓国文化を代表して広めていて、そのどんどん広まる様子を(親世代が)見ることができる。同世代の人よりも、親や祖父母の世代の人たちが僕らのことをとても誇りに思ってくれている。ニュースで僕らのことを見るのが大好きなんだ。だから僕としては、父がそういうことを誇りに思ってくれているのを見るのが楽しい」と語っている。

 タイム誌の“次世代リーダー”リストでは、様々な業界で影響力を発揮している若者に毎年スポットを当てている。2018年のリストでは他に、ザ・ウィークエンド、アリアナ・グランデ、Christine and the Queens (クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ)などのアーティストが選出されている。BTSは同誌のグローバル・エディションの表紙を飾っており、特集記事では音楽のコンセプトやファンについても語っている。誌面の記事では、米ロサンゼルス公演最終日直後のメンバーが、ホテルの一室でつかの間の休息を取っている様子も描写されている。