BTS (防弾少年団)、韓国の文化勲章授与へ 韓流とハングルの拡散に貢献
BTS (防弾少年団)、韓国の文化勲章授与へ 韓流とハングルの拡散に貢献

 2019年10月9日に韓国ソウルで行われたハングルの日慶祝式で、BTS (防弾少年団)に文化勲章が授与されることが発表された。

 李洛淵(イ・ナギョン)首相はスピーチで、「誇らしいBTSに勲章を授与することを、韓国政府は昨日の国務会議で決定した」と明らかにし、その理由として、「世界中の若者がBTSのハングルの歌詞を書き留め、歌う」と述べ、韓流や韓国語の普及に貢献した功績を挙げた。

 BTSのRM(キム・ナムジュン)、 SUGA(ミン・ユンギ)、ジェイホープ(チョン・ホソク)、ジン(キム・ソクジン)、V(キム・テヒョン)、パク・ジミンとチョン・ジョングクの7名に、文化芸術への貢献を対象にした花冠文化勲章が授与される。 

 BTSは9月下旬に国連本部で開かれたUNICEFの会合で演説し、世界の若者へ向けて自分を愛し、自信を持って声を上げる重要性を訴えた。彼らの最新アルバム『LOVE YOURSELF 結 “Answer”』は『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』に続き、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でNo.1を獲得している。

 現在【LOVE YOURSELF ワールド・ツアー】を敢行中のBTSは、10月6日に米ニューヨークシティ・フィールドで開催されたK-POPアーティスト初の米スタジアム・ライブで北米日程を終え、現在は欧州日程が始まっている。ジョングクが足を負傷したため、英ロンドンのO2アリーナ公演初日は着席した状態でライブに挑んだと米ビルボードが伝えている。