ガールズグループの肝は動画なのか?! AKB48の課題とは【Chart insight of insight】 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ガールズグループの肝は動画なのか?! AKB48の課題とは【Chart insight of insight】

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
ガールズグループの肝は動画なのか?!  AKB48の課題とは【Chart insight of insight】

ガールズグループの肝は動画なのか?! AKB48の課題とは【Chart insight of insight】


 今週のHot100は、9月19日にリリースされたAKB48の新曲「センチメンタルトレイン」が、圧倒的な強さで首位を獲得した(【表1】)。彼女たちのチャートにおける成績はもはや盤石といってもいいだろう。セールス数では161万枚という驚異的な数字を誇り、ツイッターでも1位、ルックアップ(PCによるCD読み取り数)も3位と、とにかく高ポイントで他の楽曲を引き離した。

 ただ、無敵に見えるAKB48ではあるが、チャートを分析すると弱点も見えてくる。というのも、彼女たちは初動では勢いがあるが、CDの売り上げが落ち着くと下降も早い。ロングセールスには結びつかないというのが現状だ。グラフを見てみると、特に気になるのが動画再生数の落ち込み方。今回の楽曲は、センターの松井珠理奈が体調不良で不参加のため、本人出演シーンは絵コンテやCGイメージを使用するという前代未聞の状態での公開となった。そのため話題性も高く、公開後の9/3付での動画再生数は15位にまで上がったが、翌週には圏外に落ちている。前回のシングル「Teacher Teacher」を見てもわかるが、やはりミュージックビデオが公開された段階での動画再生数は上がるが、そこから長続きしていない(【表2】)。

 では、AKB48以外のガールズグループはどうかというと、TWICEの動画の強さは別格としても、乃木坂46や欅坂46などは動画に強く、比較的長い間、再生数が上位に入っていることが多い。AKB48も常にクオリティの高い映像を作り続けているにも関わらず、他と比べるとチャートアクションが地味なのは弱点といえるだろう。

 もちろん、AKB48にはセールス数の圧倒的な強さはあるが、息の長いロングヒットを生み出すには動画再生数のポイントも外せない。彼女たちも、過去にはダンス動画が話題になった「恋するフォーチュンクッキー」の例もあるので、また何か仕掛けをすれば再生数も伸び、ロングセールスにつながるのではないだろうか。Text:風奏陽


トップにもどる billboard記事一覧


関連記事関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい