【米ビルボード・ソング・チャート】マルーン5&カーディ・Bが遂に首位、エミネムのアンサー・ソング「キルショット」3位初登場 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】マルーン5&カーディ・Bが遂に首位、エミネムのアンサー・ソング「キルショット」3位初登場

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【米ビルボード・ソング・チャート】マルーン5&カーディ・Bが遂に首位、エミネムのアンサー・ソング「キルショット」3位初登場

【米ビルボード・ソング・チャート】マルーン5&カーディ・Bが遂に首位、エミネムのアンサー・ソング「キルショット」3位初登場


 マルーン5の「ガールズ・ライク・ユーfeat.カーディ・B」が首位に到達した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週、通算10週目の1位を死守したドレイクの「イン・マイ・フィーリングズ」と僅差まで迫っていたものの、なかなか交代できないまま2位を維持していた同曲だが、遂に入れ代わってトップを略奪。1億2,760万回を記録し、エアプレイ・チャートでは9週目の首位をキープしている。これまで、34週連続でラップ・ソング(ヒップホップ・アーティスト)が首位を独占していたが、カミラ・カベロの「ハバナfeat.ヤング・サグ」(1月27日付)以来、34週ぶりにポップ・ソングが1位に輝いた。「ガールズ・ライク・ユー」は登場17週目、「ハバナ」は24週目に首位獲得を果たしている。

 マルーン5にとっては、「メイクス・ミー・ワンダー」(2007年)、「ムーブス・ライク・ジャガーfeat.クリスティーナ・アギレラ」(2011年)、「ワン・モア・ナイト」(2012年)に続く4曲目、フィーチャリング・アーティストのカーディ・Bにとっては、デビュー曲「ボーダック・イエロー」(2017年)、そして今週6位にランクインしている「アイ・ライク・イットfeat.バッド・バニー&J.バルヴィン」から2曲連続、通算3曲目の首位獲得。

 自身初の1位を獲得した「メイクス・ミー・ワンダー」からは、11年4か月という長い期間を経て、「ワン・モア・ナイト」以来、約6年振りの快挙を達成したマルーン5。その間にも、「シュガー」(2015年 / 2位)や、「ドント・ワナ・ノウfeat.ケンドリック・ラマー」(2016年 / 6位)などの大ヒットがあり、衰えぬ人気の高さを物語っている。今年は、ビヨンセも「クレイジー・イン・ラヴfeat.ジェイ・Z」(2003年7月)から13年6か月ぶりに、エド・シーランとのデュエット曲「パーフェクト」で首位獲得を果たした。

 2000年以降では、デスティニーズ・チャイルド、ブラック・アイド・ピーズ、アウトキャストの3曲を抜く、グループとしての最多首位獲得数を更新。カーディ・Bも、女性ラッパーとして最も多く1位を獲得したアーティストの記録を塗り替えた。なお、2000年代からの最多首位獲得アーティストは、14曲のNo.1ヒットをもつリアーナ。

 長い期間を経て、遂に1位を獲得したマルーン5の「ガールズ・ライク・ユーfeat.カーディ・B」だが、セールス・チャートでは3位から4位に(21,000ダウンロード)、ストリーミング・チャートでは7位から10位に(2,540万視聴)にダウンしているため、長期にわたって1位を死守することは難しいかもしれない。

 11週目の首位獲得を果たせなかったドレイクの「イン・マイ・フィーリングズ」だが、ラップ・チャート、R&B/ヒップホップ・チャートでは、11週目のNo.1をキープした。今週、11週目のNo.1に輝けば、ボーイズIIメン(50週)と並ぶ首位獲得総週歴代4位に浮上していたが、記録達成には至らなかった。しかし、「ガールズ・ライク・ユー」とのポイントは僅差で、この曲が返り咲く可能性もないとはいえない。また、大ヒット中のアルバム『スコーピオン』からは、「ノンストップ」が、先週の17位から15位に浮上している。この曲のチャート・アクションにも、注目したいところ。

 今週3位に初登場したのは、エミネムの新曲「キルショット」。9月18日にサプライズ・リリースされた同曲は、先週13位にデビューした、ラッパーのマシン・ガン・ケリーによるエミネムへのディス・ トラック 「ラップ・デビル」(今週22位)のアンサーソングとして話題となり、公開から24時間で3,810万視聴を記録。ヒップホップ・ソングとしては、公開24時間での史上最多の再生回数を更新した。YouTube全体では、史上3番目に多い再生回数となる。

 「キルショット」は、週間38,000ダウンロードを記録し、セールス・チャートでは10位、ストリーミング・チャートでは2位に初登場した(5,130万視聴)。エミネムのTOP10入りは、9月15日付チャートで新作『カミカゼ』からデビューした、「ラッキー・ユー」(6位)、「ザ・リンガー」(9位)の2曲に続く、通算20曲目。TOP10入りした楽曲の総数としては、ジャスティン・ティンバーレイク、プリンスを抜き歴代11位に浮上。ラッパーの中では、ドレイク(31曲)、ジェイ・Z(21曲)に次ぐ、リル・ウェイン(20曲)とタイの3位にランクアップした。カナダでは、リアーナとコラボした「ザ・モンスター」(2013年)以来、約5年ぶりの首位獲得を果たしている。

 続いて4位には、ジュース・ワールドの「ルーシッド・ドリームス」が再浮上し、ポスト・マローン、 カーディ・B、カニエ・ウェストとリル・パンプのコラボ曲「アイ・ラブ・イット」、シックスナイン、トラヴィス・スコットと、ラップ勢が続いている。先週の6位から7位にダウンした「アイ・ラブ・イット」だが、ストリーミングは好調で今週もトップを維持している。同曲は、YouTubeで公開したミュージック・ビデオの再生回数が、24時間で1,390万回再生を記録し、自己記録を更新した。

 先週の11位から10位にTOP10入りを果たしたのは、ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー(5SOS)の「ヤングブラッド」。6月15日にリリースされた同名アルバムからの2ndシングルで、アルバムは3作連続の首位獲得を果たしたが、意外にもシングル曲としては初の全米TOP10入りとなる。これまでの最高位は2014年リリースの「アムニージア」が記録した16位だった。8,320万回を記録し、エアプレイ・チャートでは5位に、20,000ダウンロードを獲得し、セールス・チャートでも同5位にランクインしている。

 TOP10以下では、イマジン・ドラゴンズの「ナチュラル」が14位に、セレーナ・ゴメスの「バック・トゥ・ユー」が18位に、それぞれ浮上。どちらも、新作のリリースが期待されている。また、 「ブード・アップ」 (今週20位) で大ブレイクしたR&Bシンガー=エラ・マイの新曲「トリップ」も、先週の23位から21位に上昇し、TOP20入り目前となっている。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、9月28日予定となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「ガールズ・ライク・ユー」マルーン5 feat.カーディ・B
2位「イン・マイ・フィーリングズ」ドレイク
3位「キルショット」エミネム
4位「ルーシッド・ドリームズ」ジュース・ワールド
5位「ベター・ナウ」ポスト・マローン
6位「アイ・ライク・イット」カーディ・B feat. J.バルヴィン&バッド・バニー
7位「アイ・ラブ・イット」カニエ・ウェスト&リル・パンプ
8位「FEFE」6ix9ine(シックスナイン)feat.ニッキー・ミナージュ&マーダ・ビーツ
9位「シッコ・モード」トラヴィス・スコット
10位「ヤングブラッド」ファイヴ・セカンズ・オブ・サマー


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