メタリカの“ブラック・アルバム”、米ビルボード・アルバム・チャートで通算500週ランクインの快挙
メタリカの“ブラック・アルバム”、米ビルボード・アルバム・チャートで通算500週ランクインの快挙

 1991年にリリースされたメタリカの5thアルバム『メタリカ』こと“ブラック・アルバム”が、最新の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で新たな記録を打ち立てた。

 2018年9月22日付の同チャートで137位につけた『メタリカ』は、通算500週ランクインする快挙を果たしている。1956年にウィークリーでランキングが発表されるようになってから、通算500週以上のチャートインを記録しているのは『メタリカ』を含む計4作のみで、最も長くエントリーしているのはピンク・フロイドによる『狂気』の937週となっている。そして、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの『レジェンド~ザ・ベスト・オブ・ボブ・マーリー』(539週)、ジャーニーの『グレイテスト・ヒッツ』(539週)とベスト盤2作が続いている。
 
 『メタリカ』は、1991年8月31日付のチャートで1位に初登場し、計4週にわたり首位をマークした。今作は、バンドにとって初のNo.1作品で、その後最新作『ハードワイアード...トゥ・セルフディストラクト』(2016年)を含む計6作で1位を獲得している。

 加えて、全米で1683万枚の売り上げを突破している『メタリカ』は、1991年以降にニールセンがデータ・トラッキングを開始してから、史上最も売れたアルバムでもある。