スキマスイッチ、教会スペシャル・イベントでセレクションAL制作秘話を明かす
スキマスイッチ、教会スペシャル・イベントでセレクションAL制作秘話を明かす

 今年デビュー15周年を迎えるスキマスイッチが、2018年9月18日に東京・麻布グレイスゴスペル教会にてスペシャル・イベントを開催した。
イベント写真(全5枚)

 このイベントは、9月19日に発売となったセレクション・アルバム『スキマノハナタバ』が、大切な人との記念日にスキマスイッチが贈る“音楽の花束”として作られたことにちなみ、大切な人を誘って参加してほしいと呼びかけ、応募抽選で50組100名が招待された。

 教会の厳かな雰囲気の中スキマスイッチが登場し、『スキマノハナタバ』にまつわるトークからイベントはスタート。アルバムの最後の曲として収録された「未来花(ミライカ) for Anniversary」は、“名前”を呼ぶという愛情表現をテーマに、大切な人との愛の絆を歌ったバラードで、家族、友人、恋人と過ごす大切な記念日や誕生日、結婚、卒業、人生の節目にそっと寄りそう曲になってほしい、という思いを込めて作られたというが、アルバムはこれを軸に作られたとのこと。

 常田真太郎は「今年デビュー15周年ということもあり、セレクション・アルバムという、新しい事にチャレンジさせてもらいました」、大橋卓弥は「大切な人との大切な記念日に、音楽を贈り物として使ってもらえたらと思って作りました」とコメント。また、大橋のソロ曲で、このアルバムのために新録されたボーナス・トラック「ありがとう re:produced by 常田真太郎」について常田は、「卓弥のソロ曲でとても大事な曲なので、僕がアレンジするにあたってとてもかまえました。最初のアレンジを卓弥に聞かせたら“シンタくんが触ったら、シンタくんの色になるから心配しないで”と言ってくれて、そこから肩の力が抜けて取り組むことができました」、大橋は「最初はアルバムの中で浮いてしまうかもと思ったけど、この曲が結婚式で使ってもらっている事もよく聞いていて、アルバム・コンセプトが“大切な人との記念日に”だったので、有難い機会だと思いました。シンタくんがアレンジ、リプロデュースする事で、スキマスイッチのアルバムに落とし込めたと思います 」と制作秘話も明かされた。

 そして、アルバム収録曲より「奏(かなで)」「未来花(ミライカ) for Anniversary 」が披露され、最後に大橋が「大切な人を誘って来てほしいというイベントを行えたことを嬉しく思います。僕たちもとても温かい気持ちになりました。今日はありがとうございました」と挨拶し、会場には感涙する人も見られる中、スペシャル・イベントは幕を下ろした。

◎リリース情報
アルバム『スキマノハナタバ ~Love Song Selection~』
2018/09/19 RELEASE 
<通常盤(CD)>
UMCA-10060 2,800円(tax out)
※カスタムジャケット仕様
<初回限定盤(CD+DVD)>
UMCA-19057 4,000円(tax out)
※デジパック仕様