故アレサ・フランクリン、死後に米国でのセールスが1,568%増 最も売れたタイトルは?
故アレサ・フランクリン、死後に米国でのセールスが1,568%増 最も売れたタイトルは?

 現地時間2018年8月16日にアレサ・フランクリンが死去した後、アメリカ国内での彼女の作品のセールスが大幅に伸びていることが、ニールセン・ミュージックの報告によって明らかになった。

 同社によると、16日の彼女のアルバムとデジタル・ソング・セールスを合算すると前日15日と比較して8,000から134,000へ増えており、1,568%増となっている。デジタル・ソングのみでは、前日7,000から115,000と大きく上回り、1,569%増となっている。

 16日に最も売れた彼女の楽曲は、「リスペクト」 (16,000)で、以降TOP10は「ナチュラル・ウーマン/(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」 (13,000)、「小さな願い/I Say a Little Prayer」 (10,000)、「チェイン・オブ・フールズ」 (8,000)、「シンク」(8,000)、「フリーウェイ・オブ・ラヴ」(4,000)、「待ちこがれて/Until You Come Back to Me (That's What I'm Gonna Do)」(4,000)、「愛のおとずれ/I Knew You Were Waiting (For Me)withジョージ・マイケル」 (4,000)、「貴方だけを愛して/I Never Loved a Man (The Way I Love You)」 (3,000)、「明日に架ける橋」 (3,000)と続いている。

 アルバム・セールスにおいては、16日にトータルで19,000枚を売り上げ、1,000枚のセールスをマークした前日比1,566%増となっている。

 16日に最も売れた彼女のアルバムTOP5には、ベスト・アルバム4作品とゴスペル・ライヴ集『至上の愛~チャーチ・コンサート~/Amazing Grace』が含まれている。アルバムのトップセラーは、『至上の愛~チャーチ・コンサート~/Amazing Grace』(20,000)で、他は『30 Greatest Hits』(10,000)、『Queen of Soul: The Best of Aretha Franklin』(10,000)、『Soul Queen』(10,000)、『ベスト・オブ・アレサ・フランクリン』(10,000)となっている。

 ストリーミングに関しての数字も数日中に発表される予定で、最新の米ビルボード・ソング&アルバム・チャートに大きな影響を与えることが予想される。