デイヴ・グロール、ミニ・ドキュメンタリー『PLAY』が近日公開 23分に及ぶソロ曲を劇中で披露
デイヴ・グロール、ミニ・ドキュメンタリー『PLAY』が近日公開 23分に及ぶソロ曲を劇中で披露

 フー・ファイターズの【コンクリート・アンド・ゴールド・ツアー】がいよいよ終盤を迎える中、フロントマンのデイヴ・グロールが監督した、前後編からなるミニ・ドキュメンタリー『PLAY』が近日中に公開されることが、2018年8月1日に発表した。
『PLAY』トレイラー映像

 『PLAY』はグロールが構成、撮影、監督を務めている他、フー・ファイターズのHBOドキュメンタリー『Sonic Highways』でも一緒に仕事をしたMark Monroe (マーク・モンロー)も監督を務めており、“楽器を演奏し、極めることに生涯を賭けることの課題や見返り”を描いている。

 2018年8月10日からドキュメンタリーの配信がスタートする他、作中でグロールがドラム、ギター、ベース、キーボードを含む7つの楽器を全て一人で演奏している23分の大作を納めたアナログ盤がオフィシャル・サイトで発売される。アナログ盤とデジタル版の予約受付が公式サイトでスタートしている。

 声明で彼は、「自分の子どもたちが楽器を始め、歌を習ったりドラムを演奏したりするのを見ていると、自分が彼らの年齢の頃にアルバムを聴き、聴きながら学んでいたことを思い出す。子どもたちをレッスンの場に連れて行くと、部屋いっぱいの子どもたちが努力しながら理解しようとしているのを目にする」と述べ、「そして49歳になった今でもまだ理解しようとしている自分がいる。本当に極められるようなものではない。次の課題を追い続け、学んだことに磨きをかける方法を常に探しているんだ」と語っている。

 『ザ・ディザスター・アーティスト』や『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』を手がけたBrandon Trost (ブランドン・トゥロスト)がモノクロで撮影した同作は、音楽を学ぶ生徒たちが上達するために日々直面している困難は、同じ目標を掲げたスタジアム級のミュージシャンでもそう変わらないことを描き出している。

◎『PLAY』トレイラー映像
https://youtu.be/4eideYtty5U