SHINee/東方神起/テヨン(少女時代)/ BoAら登場、所属事務所イベントが計12万人動員
SHINee/東方神起/テヨン(少女時代)/ BoAら登場、所属事務所イベントが計12万人動員

 韓国の大手芸能事務所・SMエンタテインメントに所属するアーティストが一同に会するイベント【SMTOWN LIVE 2018 IN OSAKA】が、2018年7月28日からの3日間、大阪・京セラドーム大阪で行われ、計12万人を動員した。
ライブ写真(全20枚)

 ライブのオープニングを飾ったのは、NCT DREAMの「GO」。客席からは「GO! GO!」という歌声も沸き上がり、開演早々、京セラドームは熱気に包まれた。【SMTOWN LIVE】では、普段は見られないアーティスト同士のコラボレーションが見られるのも特徴になっているのだが、今回そのトップバッターを務めたのは、HYOYEON(少女時代)とLUCAS(NCT)。フレッシュな組み合わせに客席からも歓声が上がる。

 こういったコラボレーションは、その後も続き、SUNDAY(天上智喜 The Grace)とDOYOUNG(NCT)が「Still」をやわらかく優しくデュエットすれば、KANGTAとWENDY、SEULGI(Red Velvet)は「Doll」で美しいハーモニーを聴かせる。WENDYは、CHANYEOL(EXO)とも「Stay With Me」をデュエット。2人でドラマチックなバラードを歌い上げ、会場を魅了した。

 さらに、いつもはグループの一員として活動しているメンバーのソロステージもタップリ。AMBER(f(x))は「White Noise」をクールに歌い踊り、同じくf(x)のLUNAは「Free Somebody」でアグレッシブな中にも女性らしいラインを生かしたセクシーなダンスを披露。YESUNG(SUPER JUNIOR)は、リズミカルな「Let Me Kiss」と「Splash」で会場を盛り上げ、YOONA(少女時代)は、アコースティックな楽曲「When The Wind Blows」をピュアで清楚な雰囲気で歌う。

 そして、9月21日から日本での初のソロツアーを行うTAEMIN(SHINee)は「MOVE」で自分の世界を作り上げ、日本で初めてとなるショーケースライブを終えたばかりのTAEYEON(少女時代)は、スケール感のある「I」とポジティブな歌詞が印象的な日本オリジナル曲「Stay」を歌唱。既にソロ活動をしているアーティストも多いが、やはり単独でのパフォーマンスはグループとはまた異なる味わい。ひとりひとりの個性が際立つステージを見せてくれていた。

 そんな前半の最後を飾ったのはダンス・パフォーマンスのコーナー。SEULGI(Red Velvet)、IRENE(Red Velvet)、TEN(NCT)、LUNA(f(x))、TAEYONG(NCT)、SEHUN(EXO)、HYOYEON(少女時代)、EUNHYUK(SUPER JUNIOR)といったダンスの名手が次々と見応えあるステージを作り上げ観客の視線を釘付けにした。

 NCT 127の「Chain」でスタートした後半は、グループごとのステージを中心に展開。Red Velvetが「Red Flavor」や「#Cookie Jar」でキュートな魅力を全開にさせたかと思えば、EXOは「Ko Ko Bop」を炎が吹き上がる中、パワフルにパフォーマンス。前半で既にEXO-CBXは「Horololo』」歌っていたが、やはり全員揃うと迫力倍増。彼らの登場と共に、客席のボルテージは一気に上昇した。

 続くBoAは、彼女らしいマニッシュなダンスやTAEMIN(SHINee)をフィーチャーした「Only One」で会場を沸かせ、8月1日に新曲「Sunny Side」がリリースされるSHINeeは、全ての楽曲を日本語バージョンでパフォーマンス。「Sherlock」や「Everybody」といったおなじみのナンバーで観客をヒートアップさせた。終盤のステージでは8月1日にリリースするシングルに収録されている「Good Evening(Japanese Ver.)」を披露するなど、会場を盛り上げた。

 そして、さらに会場を熱くさせたのが、キラーチューン「SORRY SORRY」「BONAMANA」を繰り出したSUPER JUNIOR。この【SMTOWN LIVE】からRYEOWOOKも復帰し、本人はもちろん、メンバーもファンも嬉しそう。そのうえ、SUPER JUNIOR-D&Eのアルバムリリースと全国ツアーに続き、11月30日、12月1日には東京ドームで約4年ぶりに【SUPER SHOW 7】を開催することも発表。ハッピーなニュース満載のステージになっていた。

 さすがのステージを見せてくれたのは東方神起。「去年のSMTOWNは、ひとりで寂しかったけど、今年は相棒もいます!」とYUNHOも言っていたのだが、やはり2人の存在感は抜群。その圧倒的なスター性で広いドームを一瞬で彼らの色に染め上げてしまったのだ。リリースされたばかりの新曲「Road」も披露された彼らのステージで、会場は完全に一体化。その一体感は、ライブを締めくくったSMTOWNのテーマソング「Hope」まで続いていた。