『7月20日はなんの日?』リンキン・パーク、チェスター・ベニントンの死から1年
『7月20日はなんの日?』リンキン・パーク、チェスター・ベニントンの死から1年

 7月20日はリンキン・パークのボーカリストとして知られるチェスター・ベニントンの命日。

 今から1年前の2017年7月20日、突然この世を去ったチェスター・ベニントン。長きにわたりうつ病とアルコール依存症と闘い、リハビリ施設にも通っていたというが、その効果は一時的なもので、最終的な克服・解決にはいたらなかった。フロントマンを失ったリンキン・パークは、チェスターの死から1年が経過した現在も、今後の活動は「模索中」としており、今夏、来日が予定されているマイク・シノダを筆頭に、各メンバーはソロでの活動をおこなっている。

 享年41歳、自殺と断定されたチェスターの死は音楽業界内外で精神衛生に関する議論を引き起こし、存命であれば42歳を迎えていたはずの今年3月、妻のタリンダがファンに向けて心の健康に関する啓蒙活動への協力を求めた。タリンダは夫の死後、<320 Changes Direction>というイニシアチブを発足し、メンタル・ヘルスに関する思考様式や悪いイメージを変える活動をおこなっている。