アダム・ランバート、“様々な影響が感じられる”ニューALや故フレディ・マーキュリーについて語る
アダム・ランバート、“様々な影響が感じられる”ニューALや故フレディ・マーキュリーについて語る

 アダム・ランバートがAttitude誌の最新インタビューに応じ、年内にリリース予定の4thアルバムについて語っている。

 2009年からメインボーカルとして参加しているクイーンから大きな影響を受けたと言う彼は、ニュー・アルバムの音楽は特定のジャンルにとらわれておらず、「様々な影響が感じられると思う」と話している。「ロック、ファンク、ソウル、ディスコ、70年代のシンガー・ソングライターによるポップや、80年代テイストも入っている。と同時にモダンな影響もたくさん受けているからそれらの融合みたいなものだよ」と彼は説明している。

 また、クイーンのボーカルだった故フレディ・マーキュリーが“クローゼットに入っていた”(ゲイであることをカミングアウトしていない)かどうかについて彼は、「フレディが実際にどの程度“クローゼットに入っていた”かは分からない。だってあの頃はまるで別の時代で、メディアでそのことを話すことさえタブー視されていた。もしかしたらふざけていると解釈されていたかもしれないけれど、彼は最初から割と堂々としていた。インタビューとかでゲイですかと聞かれて、“そうだね、水仙みたいに。水仙のようにゲイだよ”と答えてたりする」とコメントしている。

 ゲイであることを公にして音楽活動を続けていることについてアダムは、「“これがルールです”と決まっていたことがない。気持ちが通じるか通じないかという葛藤とストレスを感じていたけれど、自分が新人だった頃からは変わったね。ポップ・アーティストであるからには自分に親しみを感じてもらいたいわけだけれど、いつ頃からか本当の自分とのバランスをとる必要に迫られた。自分を表現したいと思っているアーティストとしてね」と語っている。

 アダムは現在クイーンと欧州をツアーしており、2018年9月には米ラスベガスで10日間の常設公演を行う予定だ。