【ビルボード】BTS (防弾少年団)『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』ダウンロードのみで総合アルバム首位
【ビルボード】BTS (防弾少年団)『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』ダウンロードのみで総合アルバム首位

 2018年5月28日付(集計期間:2018年5月14日~5月20日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、BTS (防弾少年団)の3枚目フルアルバムとなる『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』が総合首位を獲得した。

 現地時間5月20日、米ラスベガスにて開催された【2018 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)】で2年連続となる<トップ・ソーシャル・アーティスト賞>を受賞したBTS (防弾少年団)。同アワードで世界披露された新曲「FAKE LOVE」も収録した『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』は、5月18日に配信リリース、6,594ユニットを売り上げてダウンロード1位となり、総合順位でも2位と僅差でトップに立った。世界的なヒットの兆しを見せている本作は、米ビルボードが報じたところによると、2018年5月24日で集計が終わる最新の米ビルボード・アルバム・チャート”Billboard 200”では2位以上に初登場する可能性が高いとされている。BTS (防弾少年団)は、5月25日に米人気トーク・ショー『エレンの部屋』に出演し、「FAKE LOVE」をパフォーマンスする予定だ。

 12名の男性声優が演じるキャラクターによるラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク』の新作EP『Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW』は、初動3日間で5,598枚、初週累計では13,315枚を売り上げてフィジカル・セールス3位、2,540ユニットを売り上げてダウンロード2位とセールス面で好調な記録を出したが、ルックアップは23位と伸び悩み、総合順位では惜しくも2位に留まる形となった。

 ロングヒット継続中の米津玄師『BOOTLEG』は当週、フィジカル・セールス7位、ダウンロード3位と好セールスを維持しつつ、ルックアップでは通算10週目、8週連続となる1位を獲得。総合では前週7位から当週3位までアップした。本人のメディア露出がほとんどない中で、最新シングル「Lemon」のヒットの影響もあり、 2017年11月にリリースされた『BOOTLEG』も、いまだ新規リスナーを拡大し続けていることが窺える。ちなみに米津はほかに『YANKEE』、『Bremen』、『diorama』の3作も当週の“HOT ALBUMS”にチャートインさせており、いずれも前週から順位をアップさせている。

 前週総合トップ2を独占したLiSAのベスト・アルバム『LiSA BEST -Way-』と『LiSA BEST -Day-』は、リリース2週目にしてどちらも1万枚近く売り上げ、『LiSA BEST -Way-』がフィジカル・セールス5位、ダウンロード5位、ルックアップ20位となって総合4位、『LiSA BEST -Day-』がフィジカル・セールス6位、ダウンロード8位、ルックアップ21位となって総合6位をそれぞれマークした。ルックアップにやや伸びしろが見られるが、ベスト・アルバムはレンタル解禁以降、根強くルックアップを維持する傾向が強いので、この2作も長期的なチャートインを維持し、ロングヒットを記録する可能性は十分にある。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』BTS (防弾少年団)
2位『Buster Bros!!! VS MAD TRIGGER CREW』Buster Bros!!!・MAD TRIGGER CREW
3位『BOOTLEG』米津玄師
4位『LiSA BEST -Way-』LiSA
5位『MAGIC』EXO-CBX
6位『LiSA BEST -Day-』LiSA
7位『PIECE』MONSTA X
8位『POLY LIFE MULTI SOUL』cero
9位『THE PRIMALS』THE PRIMALS
10位『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』V.A.
11位『Anfang』Roselia
12位『Everybody!!』Everybody!!
13位『ヴォイスノーツ』チャーリー・プース
14位『Finally』安室奈美恵
15位『Telepathy』SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
16位『ユーミンからの、恋のうた。』松任谷由実
17位『70'sシングルA面コレクション』西城秀樹
18位『魚図鑑』サカナクション
19位『オトノエ』和楽器バンド
20位『ELLEGARDEN BEST 1999-2008』ELLEGARDEN