コブクロ「2人でやるってしんどいね」 ゆかりの地、福岡・天神シークレットライブに3,800人集結
コブクロ「2人でやるってしんどいね」 ゆかりの地、福岡・天神シークレットライブに3,800人集結

 4月11日にニューシングル『ONE TIMES ONE』をリリースしたコブクロが、4月15日 福岡・天神(福岡市役所前・ふれあい広場)で、シークレットライブを行った。
コブクロ フリーライブ写真(5枚)

 当日は、正午から天神の大ビジョンに「福岡・天神×コブクロ、今日、何かが起こる!?」と、最新MVとともに意味深な告知が。その噂を聞きつけたファンで会場の特設ステージ前には、列を作り出し、天神の街がざわつき始めた。14時すぎ、突然コブクロがステージに登場。公開リハーサルですでに会場のボルテージは最高潮に。黒田は「これ。リハやで! こんなもんちゃうぞ これ2割やぞ。」と、会場を笑わせ、本番に向けて更に期待が高まった。15時になり、メンバーが登場。「長らくお待たせしました。たくさんの方に集まって頂きました。シークレットフリーライブです!」と、会場は大歓声。小渕は「福岡は、西鉄 福岡天神駅のコンコースでも歌いました! 警固公園でも歌いました。なんとここ(福岡市役所前・ふれあい広場)は4回目です!」と、インディーズ時代やデビュー直後など、昔よく福岡で歌ったことを振り返った。

 「短い時間ですが楽しんで行ってください、よろしくー!」と、フリーライブがスタート。1曲目は、代表曲の「桜」をアコギ1本でしっとりと歌い上げ、1曲目から会場を温かく包み込んだ。小渕は、「コブクロの始まりの曲「桜」を聴いて頂きました。ありがとう! 僕ら、秋に20周年を迎えるんですけど、その前には、今日と同じようにギター1本で、マリンメッセ福岡でライブを行います。是非見に来て下さい。」と話す。続いて、漫画家、高野苺とのコラボで話題の新曲「君になれ」をアコギ1本で初披露。MCでは、黒田が、「ちょっと5分休憩! 2人でやる(バンドなし)ってしんどいね。」と、笑いながら本音トーク。小渕は、「コブクロは、今年の9月で20周年を迎えます。僕が生まれたのは宮崎ですが、福岡は憧れの街でした。福岡に就職して、その後大阪に転勤となり、そこで黒田と出会ってコブクロが生まれました。」 と、コブクロ結成のいきさつも話した。

 続いて、4月11日に発売となったばかりのニューシングルから、「ONE TIMES ONE」を、アコギ1本で初披露。“人との出会いが無限大の可能性を持っている”ことを歌っている楽曲。屋外での初披露に、集まったオーディエンスをうならせた。その後のMCでは小渕が「天神×コブクロ 本当にお集まりいただき、ありがとうございます!」と感謝の気持ちを伝えるが、すでに汗だくの小渕に、黒田が、「人より発汗いいんやから、そのピンク色のブルゾンいらんやろ」と、突っ込みを入れる。さらに、昨年の「HELLO, NEW DAY」に続き、今年もコブクロの2009年のヒット曲「虹」がKBC九州朝日放送主催の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2018」大会公式ソングに決定した事を発表した。

 小渕は「でも黒田、「虹」覚えて無くて歌えないと思うけどな。」 と言うと、黒田は「こんなに侮辱されたことないわ」と反応し、セットリストの予定になかった「虹」にチャレンジすることが決定。「サビだけどんなのか教えて!」と小渕に教えてもらいスタートするが、小渕がギターを間違え、黒田が演奏を止めるアクシデント。その後はしっかりサビまで歌い切り、さらに嬉しいサプライズとなった。

 コブクロとしては非常にレアな“写真撮影OK”を伝え、黒田は「その代わり1回撮る度に、100円もらうけどな」と、笑いをとり、最後の曲「轍-わだち-」を披露。結局、終了までに3,800人もの人が集まり、大盛り上がりのフリーライブとなった。

◎リリース情報
シングル『ONE TIMES ONE』
2018/4/11 RELEASE
<初回限定盤> WPCL-12858 1,800円(tax out.)
<通常盤> WPCL-12857 1,204円(tax out.)
http://emtg.jp/feature/kobukuro_single2018/