トゥエンティ・ワン・パイロッツ、『ブラーリーフェイス』全楽曲がゴールド以上に認定 史上初の快挙
トゥエンティ・ワン・パイロッツ、『ブラーリーフェイス』全楽曲がゴールド以上に認定 史上初の快挙

 トゥエンティ・ワン・パイロッツのタイラー・ジョセフとジョシュ・ダンは、2015年にリリースしたアルバム『ブラーリーフェイス』のツアーを終え、次回作の制作に入っているとみられているが、彼らがメインストリームで大ブレイクするきっかけとなった2ndアルバムの全楽曲がアメリカレコード協会(RIAA)によりゴールド以上に認定された。収録曲全てがゴールド以上の認定を受けたアルバムは史上初。

 米国でのゴールド・ディスクは50万ユニットで、『ブラーリーフェイス』の収録曲で最後にこのハードルを超えたのは12曲目の「ホームタウン」だった。

 この記録は言うまでもなくトゥエンティ・ワン・パイロッツの人気を裏付けるものではあるが、数年前にRIAAによる認定方法が変更になったことによる影響も大きい。2013年に同協会はデジタル・シングルの売上枚数に、従来のフィジカル・セールスとラジオ・エアプレイと共にオンデマンド・ストリーミングも加えるようになった。トゥエンティ・ワン・パイロッツはSpotifyなどのストリーミング・サービスで圧倒的な人気を誇っており、『ブラーリーフェイス』は全曲が少なくとも6,000万回ずつ再生されている。

◎『ブラーリーフェイス』全楽曲のRIAA認定(2018年3月1日現在)
7 x プラチナ(700万ユニット)「ストレスド・アウト」
4 x プラチナ(400万ユニット)「ライド」
2 x プラチナ(200万ユニット)「テア・イン・マイ・ハート」
プラチナ(100万ユニット)「ヘヴィーダーティーソウル」「フェアリー・ローカル」「レーン・ボーイ」
ゴールド(50万ユニット)「ザ・ジャッジ」「ダウト」「ポラライズ」「ウィー・ドント・ビリーヴ・ワッツ・オン・ティーヴィー」「メッセージ・マン」「ノット・トゥデイ」「ゴーナー」「ホームタウン」