ボビー・ブラウン、元妻の故ホイットニー・ヒューストンの死因について持論「彼女はドラッグのせいで死んだんじゃない」
ボビー・ブラウン、元妻の故ホイットニー・ヒューストンの死因について持論「彼女はドラッグのせいで死んだんじゃない」

 ボビー・ブラウンがローリング・ストーン誌との最新インタビューで、元妻の故ホイットニー・ヒューストンと二人の娘ボビー・クリスティーナの死について発言している。

 2012年に48歳で死去したホイットニーについて彼は、「彼女は薬物を断とうととても努力していたんだ。彼女は素晴らしい女性だった」と振り返り、「彼女はドラッグのせいで死んだんじゃないと思う」と、死因はドラッグではなく、失意だったと語っている。

 また、2015年に22歳で亡くなった娘については、彼女の不可解な死に関わったのではないかと当時から噂され、“法的な責任がある”として2016年に3,600万ドル(約38億円)の支払いを命じられた元恋人のニック・ゴードンについて、「あいつがまだ自由に歩き回っている」ことが不満だと語った。

 薬物を断って15年になったボビーだが、誘惑に負けない秘訣は自身の子どもたちだと語っている。ボビー・クリスティーナの他に6人の子どもがいる彼は、「彼らへの愛。彼らがくれる愛」に助けられていると言い、「大きくなった子たちは俺について何もかも知ってるけれど、それでも愛してくれる」と笑う。また、現在の妻でマネージャーでもあるアリシアの愛と献身にも大きく助けられており、彼女のためにも「薬物を断った時、もう二度と手を出さないと決めた」と語っている。

 2018年2月に49歳になった彼は、まもなく自身の半生を描いたミニ・シリーズ『The Bobby Brown Story』の撮影に入る。この作品と連動して、テディー・ライリーとベイビーフェイスをプロデューサーに迎え、2012年の『ザ・マスターピース』以来のニュー・アルバムも制作され、ワールド・ツアーも予定されている。