ジャネール・モネイ、新作に故プリンスが関わっていたことが明らかに
ジャネール・モネイ、新作に故プリンスが関わっていたことが明らかに

 ジャネール・モネイが、2018年4月27日にリリースされるニュー・アルバム『ダーティー・コンピューター』に、故プリンスが関わっていたことを複数の媒体で明かしている。

 ジャネールとプリンスは少なくとも2010年から面識があり、お互いに尊敬し合っていた。彼女は2010年の【BETアワード】で<生涯業績賞>を授与されたプリンスのためにパフォーマンスを披露し、その後も彼が彼女の「Q.U.E.E.N」をリミックスしたり、2013年のアルバム『ジ・エレクトリック・レディ』にフィーチャー・ゲストとして参加したりしている。プリンスの死後、2016年の【BETアワード】でもジャネールはトリビュート・パフォーマンスを披露した。

 ニュー・シングル「メイク・ミー・フィール」をリリースしたばかりの彼女はBBC Radio 1とのインタビューで、「プリンスが別の周波数に旅立ってしまう前、実は私のアルバムに取り組んでくれていた。サウンドを考えるのを手伝ってくれていたの。彼がいなくてすごく寂しいし、彼について話すのは辛い。会いたくてたまらないけれど、彼の精神はずっと私と共にあるわ」とコメントしている。

 英ガーディアン紙とのインタビューでは、「プリンスがいなかったら、自分という人間に今ほど満足していなかった。自分のレーベル<ワンダランド>もペイズリー・パークが先になければ存在しなかった。こう言うと多分プリンスに口が悪いって叱られるだろうけど、彼は“自由なマザ○ァッカー”とでも言うべき部類だった。この部類の人たちはお互いが“自由なマザ○ァッカー”であることを見抜けるの。口が悪くてもそうでなくても、他の“自由なマザ○ァッカー”が分かる。デヴィッド・ボウイ!自由なマザ○ァッカーね。彼らの精神を感じるし、エネルギーを感じる。彼らは進化することができた。そういう自由を彼らから感じることができたの」と語っている。