ディズニー/ピクサー最新作の話題の楽曲「リメンバー・ミー」に込められた感動必至の強いメッセージとは?
ディズニー/ピクサー最新作の話題の楽曲「リメンバー・ミー」に込められた感動必至の強いメッセージとは?

 2018年3月16日より公開の映画『リメンバー・ミー』の同名タイトル曲「リメンバー・ミー」に、“大切な人を忘れない”というメッセージが込められていることを製作陣が語った。

 本作の主人公ミゲルは、先祖代々<音楽>を禁じられており、ギターを弾くことも許されていない。ミュージシャンを夢見るミゲルは、年に一度開かれる音楽コンテストの当日、憧れのミュージシャンのデラクルスの霊廟に飾られたギターを弾いた瞬間、カラフルでテーマパークのような死者の国に迷い込んでしまう。人間の世界に戻れなくなってしまった彼に手を差し伸べたのは陽気だけと孤独なガイコツのヘクター。写真でしか見たことがなかったご先祖ガイコツたちと出会い、ミゲルは今まで知らなかった家族の秘密に辿り着く…。

 物語の重要なカギとなるのが、作中で“誰もが知っている名曲”として紹介される「リメンバー・ミー」だ。この曲を手掛けたのは、あの“レリゴー”旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を手がけた作曲家クリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス夫妻だ。“レリゴー”同様に耳に残るメロディが既に話題になっている。楽曲制作に携わったエイドリアン・モリーナ共同監督は「この楽曲が素晴らしいのはメロディだけではないんです。映画のテーマと同様“大事な人が自分のことを覚えていてくれること、自分が大事に想う人を忘れないこと”がいかに大切なことなのかというテーマが込められた曲なんです」と、歌詞に込められた特別な想いを語る。

 『アナ雪』のエルサが歌う「レット・イット・ゴー」は、“ありのままの自分を受け入れて自分らしく生きる”という彼女の思いが込められた歌詞だったが、「リメンバー・ミー」は誰もが知っている名曲という設定のため、誰もが歌える“大ヒット曲”でなければと、「大ヒット曲として説得力のある曲を創作することが目標でした」とロペス夫妻は語る。その言葉通り、キャッチーなメロディと、普遍的だが大切な“家族のつながり”を表す歌詞は「誰もが共感できる素敵な曲になっていると思います」とエイドリアン・モリーナ共同監督も自信を見せる。

 その自信通り、楽曲「リメンバー・ミー」は【第90回アカデミー賞】の主題歌賞にノミネートされ、最有力候補曲という声も多く上がっている。アニメーション界のアカデミー賞と言われる【アニー賞】では、長編アニメーション賞や音楽賞をはじめ最多11部門を受賞。映画の舞台となったメキシコではメキシコ史上歴代 No.1の興行収入を記録し、中国でも大ヒットとなるなど、国や文化を越えて大ヒット。日本でもブームが巻き起こることが期待される。映画『リメンバー・ミー』は2018年3月16日より公開。

◎「リメンバー・ミー(デュオ)」ミゲル feat. ナタリア・ラフォルカデ
https://youtu.be/3iDxU9eNQ_0

◎公開情報
『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
2018年3月16日(金)より全国順次ロードショー
監督:リー・アンクリッチ
共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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