ジミー・ペイジ、レッド・ツェッペリン再結成ライブの可能性を否定 新音源のリリースは準備中
ジミー・ペイジ、レッド・ツェッペリン再結成ライブの可能性を否定 新音源のリリースは準備中

 2018年で結成50周年を迎えたレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが音楽雑誌プラネット・ロックとのインタビューで、再結成ライブの可能性を否定した。

 「現実を直視しなければならない。一度だけマジなコンサートを何とか成し遂げたO2(アリーナ)から10年以上が過ぎたし(2007年に再結成した【アーメット・アーティガン追悼コンサート】)。とても長い期間に俺たちがやったことと言えばあれだけだから、もう他に何かやるとは思えないな。すっかりタイミングを逃してしまった」と彼は語っている。

 ライブを開催するつもりはないようだが、“新製品”は確実に準備していると彼は話している。「秘密を漏らせないんだけど、またマルチトラックの音源をリリース予定だ。世に出ている他の全てのものとは全く違う。“伝説のライヴ - How the West was Won -”とか“永遠の詩(狂熱のライヴ)/The Song Remains the Same”と比較するとまた別の視点なんだ。みんなに聴いてもらえるのが楽しみだ。たくさんのものが出るよ、多くのリリースがね。向こう10年かけてリリースしていくと言いたいところだ。これからもっと出ることは確実だ」と彼は明かしている。

 また、音楽の他にレッド・ツェッペリンの新刊も秋に出版予定だ。ペイジは、「俺たち全員が共同でやっているのが嬉しいんだよ。他にも多くの人が本を書いてるからさ。知ってるだけでも10作が今後出版されるみたいで、全くばかげた話だよね。バンドが食い物にされてなくて、実際に寄稿している正式な本があった方が断然いいよ」とコメントしている。