【ビルボード】WANIMA『Everybody!!』総合アルバム首位、フィジカル&デジタルのセールスで2冠
【ビルボード】WANIMA『Everybody!!』総合アルバム首位、フィジカル&デジタルのセールスで2冠

 2018年1月29日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、WANIMA『Everybody!!』が総合首位を獲得した。

 ワーナーミュージック・ジャパン内レーベル<unBORDE>移籍後初となるアルバム『Everybody!!』は、初動3日間で83,921枚を記録、その後さらに約5万枚伸ばして初週累計売上135,447枚となり、パッケージ・セールス1位を獲得した。さらに、15,691ユニットをマークしてダウンロード1位となり、フィジカルとデジタルの両面でセールス・チャートを制覇。そこにルックアップ3位のポイントを加え、2位以下に大差をつけての総合アルバム首位となった。ツアーやフェス出演などのライブ活動はもちろん、昨年から今年にかけては『紅白』や『Mステ』への出演、そして多くのCMタイアップ獲得などメディア露出も豊富で、これによりデジタル領域に抵抗の少ない新規リスナーを多く獲得したことが勝因の一つと考えられる。

 なお、WANIMAが“HOT ALBUMS”総合首位を獲得するのは初。これまでの同チャート最高位は、1stフル・アルバムとなる前作『Are You Coming?』(2015年)の初登場3位だった。

 Little Glee Monsterの約1年ぶり、通算3枚目のフル・アルバムとなる『juice』は、こちらも多くのタイアップ曲を収録していることもあってか、初週累計48,616枚を売り上げてパッケージ・セールス2位、3,521ユニットをマークしてダウンロード3位と、セールス面で好調。ルックアップは13位と伸びしろが見られるので、レンタル解禁後の動きに期待したい。

 ロングヒット記録中の安室奈美恵『Finally』は、今回で11週目のチャートイン。パッケージ・セールスはやや減少傾向にあるが、とはいえ25,226枚を売り上げてこの部門3位となっている。ルックアップ1位を初登場からキープし続けていることからも、本作の需要がいまだ高いことが分かる。

 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのELLYが“CRAZYBOY”名義で配信リリースしたミニアルバム『NEOTOKYO III EP』は、ダウンロード2位を記録、総合では4位に入った。米津玄師『BOOTLEG』は、今回で12週目のチャートイン、総合順位をトップ10内で守り続けているが、特にルックアップが強く、こちらは初登場から3位以内をキープし続けている。

◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『Everybody!!』WANIMA
2位『juice』Little Glee Monster
3位『Finally』安室奈美恵
4位『NEOTOKYO III EP』CRAZYBOY
5位『BOOTLEG』米津玄師
6位『うたの☆プリンスさまっ♪Shining Masterpiece Show Lost Alice』V.A.
7位『The One』ユナク from 超新星
8位『僕だけの君~Under Super Best~』乃木坂46
9位『092』HKT48
10位『THE MUSEUM III』水樹奈々
11位『BEST GENERATION』GENERATIONS from EXILE TRIBE
12位『15YEARS-BEST HIT SELECTION-』globe
13位『GREATEST HITS 2011-2017 "ALTER EGO"』EGOIST
14位『マ ニ ア』フォール・アウト・ボーイ
15位『Galaxy of the Tank-top』ヤバイTシャツ屋さん
16位『アンコール』back number
17位『ナッテ』やなぎなぎ
18位『NOW PLAYING』AL
19位『コネクトライト』Q'ulle
20位『Heart Of Gold』SING LIKE TALKING