『1月17日はなんの日?』80年代にガールズ・バンド旋風を巻き起こしたバングルス、スザンナ・ホフスの誕生日
『1月17日はなんの日?』80年代にガールズ・バンド旋風を巻き起こしたバングルス、スザンナ・ホフスの誕生日

 1月17日は80年代にヒットチャートを賑わせたガールズ・バンド、バングルスのボーカリスト、スザンナ・ホフスの59歳の誕生日。

 1959年1月17日、アメリカ・ロサンゼルス生まれのホフスは、ヴィッキー&デビーのピーターソン姉妹らとともにバングルスを結成。1984年にアルバム『気分はモノクローム / All Over The Place』でデビュー、86年にプリンス作曲の「マニック・マンデー」が全米ビルボード2位の大ヒットを記録し、一躍ブレイクを果たした。続いて「エジプシャン / Walk Like an Egyptian」で初の全米ビルボードNo.1を獲得。収録アルバム『シルバー・スクリーンの妖精 / Different Light』も全米ビルボード・アルバムチャート2位に輝いている。その後も1989年にバラード曲「胸いっぱいの愛 / Eternal Flame」でバンド史上2曲目の全米ビルボードNo.1に。ほかにも、サイモン&ガーファンクル「冬の散歩道」のカバー(1988年)や「イン・ユア・ルーム」(1989年)などヒット曲を連発し、80年年代後半のポップ・シーンを象徴するバンドとなった。残念ながら89年をもってバンドは解散したが、今も世界的に大成功を収めた数少ないガールズ・バンドとして音楽史にその名が刻まれている。ちなみに、バングルスは解散から約10年の歳月を経て、ホフスの夫であるジェイ・ローチ監督作『オースティン・パワーズ:デラックス』(1999年)のサウンドトラック制作のために再結成を果たした。また、ホフスはソロ・アーティストとして作品を発表したり、マシュー・スウィートとデュオでの名曲カバー・シリーズ『Under the Covers』を発表するなど、精力的に音楽活動を続けている。