オバマ元米大統領、任期後初のTVトーク番組出演で故プリンスとのエピソードを語る
オバマ元米大統領、任期後初のTVトーク番組出演で故プリンスとのエピソードを語る

 長年深夜トーク・バラエティ『レイト・ショー』の司会を務めていたコメディアン、デイヴィッド・レターマンがインタビュアーを務めるNetflixの新シリーズ『My Guest Needs No Introduction With David Letterman』が2018年1月12日からスタートする。一人の大物ゲストと対談する形で進行するこの1時間番組の初回ゲストは、“私のゲストは紹介するまでもない”という意味のタイトルにふさわしい超有名人、バラク・オバマ元米大統領だ。

 オバマ氏が大統領の任期を終えて以来初のTVトーク番組出演とあって注目されているこのインタビュー。公開された番組の予告編では、オバマ元大統領が故プリンスとのエピソードを披露している。「それは多分彼が亡くなる3、4か月前のことだった。プリンスがサーシャ(オバマ氏の次女)に、ステージに上がってダンスするよう求めた。彼女はダンスがとても上手なんだ」と彼は明かし、「するとサーシャが私もステージに上げた。驚いたよ、だって彼女はいつも私のダンスをバカにしてるからね。でも私は“dad moves”(親父ダンス)ができる。そして“staying in the pocket”(孤立地帯にとどまる)とでも言うべきことが鍵になるんだ」と、父親のダンスとは場の雰囲気と自分の能力をわきまえることが肝要だとジョークを飛ばしている。

 オバマ氏がまだ大統領だった2016年、プリンスはホワイト・ハウスでシークレット・ライブを行った。彼のパフォーマンスの後、大統領は彼のことを「クリエイティブ・アイコン」(創造性の象徴)と称えた。

 レターマンの新シリーズは月に1回放送され、次回以降はジェイ・Z、ジョージ・クルーニー、ティナ・フェイなどの大物がゲストに予定されている。

◎Why President Obama "stays in the pocket" with his dad moves
https://youtu.be/-a12nTEcoqE