U2のボノとジ・エッジ、ベルリン地下鉄2号線“U2”でサプライズ・ライブ
U2のボノとジ・エッジ、ベルリン地下鉄2号線“U2”でサプライズ・ライブ

 U2のボノとジ・エッジが、独ベルリンの“U2”地下鉄でファンの為にサプライズでアコースティック・ライブを披露した。

 12月1日にリリースされたU2のニュー・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』のプロモーション交流イベントに参加する為に、ユニバーサル・ミュージックの貸し切り電車に乗っていた200人ほどのファンは、二人が乗車してくることを知らされていなかった。予定されていた停車駅から乗車してきた二人は、ファンと一緒にDeutsche Oper(ドイツ・オペラ)駅まで同行し、ニュー・アルバムからの新曲をいくつかアコースティック・ヴァージョンで披露した。

 ドイツの“U2”地下鉄の正式名称はU-Bahn 2(ベルリン地下鉄2号線)で、1900年代初頭に開業。バンドのU2もベルリンとはゆかりがあり、彼らの名作アルバム『アクトン・ベイビー』は旧東ドイツとの国境が解放されて間もないベルリンの壁近くにあったハンザ・スタジオで1990年10月にレコーディングされた。

 『ソングス・オブ・エクスペリエンス』は初週累計17万ユニット以上を売り上げ、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”首位獲得が確実視されており、実現すればU2にとって8枚目の全米No.1アルバムとなる。