高岡早紀 ミニのワンピースで登場! ニューアルバム発売を記念して初ツアー開催
高岡早紀 ミニのワンピースで登場! ニューアルバム発売を記念して初ツアー開催

 女優・高岡早紀が、約3年ぶりとなるアルバム『SINGS -Daydream Bossa-』のリリースを記念して、人生初のライブツアーを開催。2017年9月30日には渋谷JZ Bratで東京公演を成功させた。

高岡早紀 ライブ写真(全4枚)

 SAKI SINGSシリーズ第2弾としてリリースされた本作は、タイトル通りボサノヴァを歌った企画アルバム。ゲスト参加のTOKU(vocal,flugelhorn)とデュエットした「白い波」(オリジナル:ユキとヒデ=ヒデとロザンナの前身)などの和製ボッサの傑作や、アストラッド・ジルベルトがかつて歌った日本語詞による「イパネマの娘」など、名曲をアンニュイかつキュートなヴォーカルでカヴァー。また、自ら作詞を手がけた「I see your face」ほか、新曲4曲も収録した意欲的な作品となっている。

 アイドル時代は当時の事務所の戦略で、加藤和彦等がプロデュースした素晴らしい音楽作品をリリースしても、人前で歌うこと自体が極端に少なかったが、2014年の音楽活動再開後は全国のライブハウスやイベントなど、多忙な役者としての活動の合間を縫って少しずつ歌う機会を増やしている高岡早紀。今回、アルバムの発売記念ライブは名古屋、神戸、東京、福岡の4公演が行われ、彼女にとってデビュー以来初めての全国ツアーとなった。

 東京公演ではセクシーでキュートなミニのワンピースで登場。1stステージ1曲目、自ら作詞も手がけた「I see your face」では、間奏のバンドメンバーによるソロパートで“シェイカー”を振ってリズムを奏でるなど、心からライブを楽しむ様子。続いての「やさしいメロディ~ケ・セラ・セラ~」の演奏前には、この日のために用意されたオリジナルカクテル「ケ・セラ・セラ」で客席と乾杯し、リラックスしたムードでステージを進行。ライブ中盤では、東京公演だけのスペシャルゲストTOKUが登場。「白い波」での息の合ったデュエットと、「ラブ・スコール」(『ルパン三世(PART2)』エンディング曲)(https://youtu.be/Hkb9hJcQrEo)という“和モノ”名曲2曲で共演し、この日一番の盛り上がりを見せた。本編ラストの「永遠のダンサ」は、29年前のデビュー曲「真夜中のサブリナ」と同じ真名杏樹による作詞で、会場には真名の姿も。印象的なコーラスのパートを会場と一緒に歌い、ステージをしめくくった。

 10月3日には、これもまた人生初体験となるテレビ生番組での歌唱、NHK『うたコン』への出演も決定している。


◎セットリスト
【SAKI TAKAOKA SINGS -Daydream Bossa- リリース記念ライブ】
2017年9月30日(土)渋谷JZ Brat
出演:高岡早紀 (vocal)
スペシャルゲスト:TOKU(vocal,flugelhorn)
メンバー:吉田 智(guitar)、小泉P克人 (bass)、菱山正太 (keyboard)、
福森 康 (drums)、宮本 仁 (percussion)、市川 愛 (chorus)
<1st>
1. I see your face
2. シャムを抱いて
3. やさしいメロディ ~ケ・セラ・セラ~
4. みずいろの雨
5. こころのままに
6. 白い波(共演:TOKU)
7. ラブ・スコール(共演:TOKU)
8. Ni-ya-oo
9. 永遠のダンサ
10. SLEEP WALKER(アンコール)
<2nd>
1. 真夜中のサブリナ
2. やさしいメロディ ~ケ・セラ・セラ~
3. I see your face
4. 君待てども ~I’m waiting for you~
5. 野蛮な憂鬱
6. こころのままに
7. 白い波(共演:TOKU)
8. ラブ・スコール(共演:TOKU)
9. Ni-ya-oo
10. 永遠のダンサ
11. SLEEP WALKER(アンコール)