『関ジャム完全燃SHOW』効果音マニア・古坂大魔王と音のプロが選んだ“スゴイ効果音”とは?
『関ジャム完全燃SHOW』効果音マニア・古坂大魔王と音のプロが選んだ“スゴイ効果音”とは?

 関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が10月1日に放送された。

 この日のテーマはテレビや映画、アニメなどで何気なく耳にしている「効果音」。ゲストには超がつくほどの効果音マニアだという古坂大魔王、そして音響効果のプロ「音効さん」としてTV業界の第一線で活躍する幾代学氏と石川一宏氏をスタジオに迎え、奥深い効果音の世界を特集した。

 効果音だけでなくBGM・テーマ曲などを手掛けるのがおもな仕事だという音効さん。スタジオではそんな音効さん30名が選んだ『スゴイ効果音』を発表。プロ達が選んだのはバラエティ番組『ごきげんよう』でサイコロを転がすときの音、Mr.マリックの登場テーマ曲、映画『スター・ウォーズ』シリーズのライトセーバーの音、ゴジラの鳴き声、『ルパン三世』タイトルコール時のタイプ音、鉄腕アトムの足音、ゲーム『スーパーマリオブラザーズ』効果音など、ジャンルはバラバラながら誰もがすぐに思い描ける、おなじみの音ばかり。

 また、ゲストの音効さん2人からは、自身の携わった仕事にまつわるエピソードも。石川氏はテレビ朝日のサッカー日本代表テーマ曲にサラ・ブライトマン「クエスチョン・オブ・オナー」を起用した当時のことを振り返り、ブライトマンの歌声が“勝利の女神”であるかのように、そしてサビ部分のコーラスがスタジアムの歓声のように聴こえたと語る。また、多くのバラエティを担当してきた幾代氏は、江頭江頭2:50の登場曲はもともと布袋寅泰「スリル」ではなかったという衝撃(?!)のエピソードを告白。幾代氏は当初、人気バラエティ番組『浅草橋ヤング洋品店』で江頭2:50の登場時にワイルドハーツの「シェイム・オン・ミー」を起用しており、江頭本人も気に入っていたそう。しかし、その後、別番組を担当する音効さんがその曲を探し出せなかったため、楽曲のテンポや雰囲気の似た「スリル」を代用。結果的にそれが定着してしまったそうで、自身の選曲が生かされなかったことについての悔しさをスタジオでにじませていた。一方、古坂大魔王はゲーム『ドラゴンクエスト』の“洞窟に入るときの音”やプロレスラーの入場曲などを効果音マニアならではの視点でそのスゴさを熱弁。改めて効果音の世界の奥深さを実感した関ジャニ∞のメンバーは、安田がソングライティングを手がけ、水の音やメンバーの“キス音”など効果音にこだわったという『ジャム』収録曲「JAM LADY」を披露し番組を締めくくった。

 次回の『関ジャム完全燃SHOW』は10月8日放送、ゲストにDAIGO、鬼龍院翔、シドを迎え、ヴィジュアル系を特集する。

◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10~
※一部地域を除く