菅田将暉&桐谷健太が歌う「浅草キッド」が映画『火花』主題歌に決定
菅田将暉&桐谷健太が歌う「浅草キッド」が映画『火花』主題歌に決定

 ピースの又吉直樹が【第153回芥川賞】を受賞し、板尾創路が監督を務めた映画『火花』の主題歌を主演の菅田将暉と桐谷健太が歌っていることが明らかになった。

菅田将暉&桐谷健太 画像(全3枚)

 今年、auのCMソング「見たこともない景色」でソロデビューを飾り、2ndシングル「呼吸」も発売され歌手活動でも話題沸騰中の菅田将暉と、昨年「海の声」で【第58回日本レコード大賞】優秀作品賞を受賞し、【第67回NHK紅白歌合戦】にも初出場した桐谷健太の夢のタッグが実現した。今回二人が歌っている主題歌は、いつか売れる日を夢見てもがく若手芸人の気持ちを綴ったビートたけしの名曲「浅草キッド」で、映画のラストを飾りたいという板尾創路監督たっての希望にて実現。8月下旬に行われたレコーディングでは、桐谷が菅田をリードしながら二人で何度もテイクを重ね完成させたようだ。


◎『火花』予告編
https://youtu.be/i50GA4xI5Cg

◎菅田将暉(徳永役)コメント
桐谷さんと二人で歌えることに加えて、楽曲も「浅草キッド」ということでなんて贅沢なんだと思うとともにすごくワクワクしました。撮影が終わってしばらく経ちましたけど、二人で向かい合ってのレコーディングで、その時の情熱や、徳永と神谷の関係性を思い出して熱い気持ちになれました。歌詞の中にある「いつか売れると信じてた…」という箇所は、芸人さんはもちろん、我々にも通じる部分があるフレーズだと思います。エンドロールで流れる僕らの主題歌を楽しみにしていただければと思います。

◎桐谷健太(神谷役)コメント
ビートたけしさんの名曲を歌うと聞いて本当に嬉しかったです。関西人の二人が、東京の芸人さんの歌を歌うというのも感慨深いです。二人同時のレコーディングでは最後に気持ちが本当に乗ってきて、向かい側で歌う将暉もいい感じの顔になっていくのをずっと見ていました(笑)。ビートたけしさんが作られた曲なので自分の持っているものを全部出しきって飛び込んでいきました。一緒に歌っているとどんどん流れができていく感じなので、一曲通して楽しんでいただきたいです。

◎板尾創路監督コメント 
二年前に火花を監督する事が決まった時から頭の中に「浅草キッド」が既にあって、この曲有りきで脚本を作りました。各方面、関係者の皆様の御理解と御協力で何とか成立しました。
この楽曲をエンドに使う事で、東西の芸人の世界が繋がり、より大きなテーマを持った作品になりました。エンドロールが終り、劇場客席の照明が明るくなる2時間1分まで演出できたと確信しております。

◎作品情報
『火花』
2017年11月23日(木・祝)より、全国東宝系ロードショー
原作:又吉直樹著『火花』(文春文庫 刊)
監督:板尾創路
出演:菅田将暉、桐谷健太、木村文乃、川谷修士、三浦誠己、加藤 諒、高橋 努、日野陽仁、山崎樹範ほか
(C)2017「火花」製作委員会